自分の敵は外にはいない
自分の敵は自分の中にいる
自分の中にいる敵となかよしになれなければ
だれとも なかよしになれない
敵も味方もないという思いを
実感できなければ
それは ただの 妄想 ただの エゴ
生身をトータルに生きるというのは
命へのけなげなまでの信頼がなければ
とても出来ることではない
自分はいま 本当に試されている 試している
ひとりひとりへの切なる思い
その距離感
流れる時間
間に合うのか
自分は 間に合うのか
毎日 こころ 閉ざす作業と
こころ開く作業を
同時に行っている
なので
なので
みんな ごめん
みんな 大丈夫
交互にあふれてくる今を
伝えようとする思いは
まだ 残っている
いのちを信頼することが出来なければ
思いを信頼することが出来なければ
本当に自分は ジ・エンドになる
最後まで 思いの 続く限りやるけれど
毎日 瀬戸際にいる
自分の思いを信頼しようとする必死な営みが続いている
ただ ただ これは あくまでも 自分の勝手な思いなので
どうか どうか
負担に思わないでほしい
心配しないでほしい
自分自身との真剣勝負
自分自身の中に起きてしまった出来ごと
思いへの この世での
最後の真剣勝負
あまりにも 困難な課題なのだが
あまりにも おもいもよらないテーマ なのだが
みじろぎもせず 見つめている
このひねくれきった 魂が
最大限の抵抗を示している
自分ひとりではとうていクリアできそうもないテーマ
ただ ただ 素直であること 正直であることを
自分に願うばかりだ
届くなら
天まで届け
いま ここが
そらの約束
もしあるのなら
身をひそめ
声を殺して
聴き入れば
かくもわれなり
かくもわれなり
突然の
たった一度の
出来ごとが
時を重ねて
またふりそそぐ
そこにあり
ここにもあると
ひとのいう
耳塞げども
声は内から
ただ思う
そう ただ思う
あさやけの
まだ 明け染めぬ
囚われの身なら
なぜかくも
思いし思い
あふれくる
ひとのまにまに
佇んだまま
自分自身との格闘をお見せするのはとても心苦しいのだが
可能な限り今を伝えると決めている以上
これが 何かなのだと思えている以上
やり続ける
これが ちゃらんぽらん亀のなんでもあり の 生き様
どこまでも 自由にむけて旅する けなげな旅人
