コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

昨日ドーハの悲劇から20年でした。

2013-10-29 23:51:06 | 日本代表
一部のエスサポの振る舞いを憂いていたら忘れていましたが、昨日はあのドーハの悲劇から20年経った日でした。
アジア最終予選のイラク戦でした。日本が悲願のワールドカップ出場を殆ど手にしたと思った最後のワンプレーで同点に追いつかれ手にしたはずのアメリカワールドカップのチケットがスルリとこぼれて行ってしまいました。

コヤチンは勿論テレビで観戦していましたが暫く現実を受け止める事が出来ずに中継が終わって次の番組に移ってもテレビの前で茫然としてしまいました。
「何故だ!!」と心の中で何回も叫んでいました。

あの経験があったからいまやワールドカップに普通に出場できる国になったのかもしれません。あの試合は色々な教訓を与えてくれたと共にサッカーという競技の恐ろしさも教えてくれたのではないでしょうか。

あの時のメンバーで今でも現役を続けているのはカズだけです。
他の選手達は指導者になったり解説者になったりして活躍を続けています。しかしこれからの選手達はドーハの悲劇を伝説でしか知らない世代になって来ます。
世代は変わっても日本サッカー史に永遠に刻み語り継がれていく試合である事を願いたいと思います。

スキルからすると現在の代表の選手たちの方が格段に上かもしれませんが、ワールドカップに対する思いという点では当時の選手達の方が強かったと思います。
だから彼らにワールドカップに行かせてやりたかった。

ドーハの悲劇は悲劇であったのですが、新しい日本サッカーのページを開いてくれたという事を忘れてはいけないと思います。
そして日本サッカー史上最強のチームがそこにあった事も忘れてはならないと思います。