どうなる浦和の横断幕問題。

８日に埼玉スタジアムで行われたサッカーＪリーグ１部の浦和−鳥栖戦の試合中、会場内にレッズサポが「ＪＡＰＡＮＥＳＥ　ＯＮＬＹ」と書かれた横断幕が掲げられた問題ですが「日本人以外お断り」と読める事から人種差別問題に発展しています。
横断幕というと何年か前にジュビロサポがゴトビ監督を中傷する横断幕を掲げたり、昨年の静岡ダービーでエスサポの掲げた横断幕やゲーフラの内容が問題視されたり色々な事が起こっています。
掲げた本人はその気が無くとも様々な問題を引き起こす事があるので横断幕を作る前に考えなくてはいけないと思います。ウケ狙いでやったにしても人を傷つけている事があるのですから。

今回のレッズサポの横断幕については村井チェアマンは厳しい態度でのぞむと言っています。レッズサポの問題としては仙台の選手に対しての差別的な言葉をとばした件で制裁金500万円を言い渡された過去があります。
去年もエコパのエスパルス戦で試合前エスバスに対して発煙筒や花火を投げたとして制裁金を取られました。
しかし度重なる行為ですのでチェアマンが厳しい態度で対応するのは確実であると思います。
これで今回も制裁金だけで終わったら大甘な裁定でこの後も問題となる行為は終わらないと思います。

今回の事件は日本人の人種差別に対する認識の甘さを露呈してしまったと思います。
外国ではこのような件はかなりデリケートな問題なので厳しい処分が下るようです。さてチェアマンの裁定に注目です。