コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

静岡決勝は島田商VS常葉大菊川。

2018-07-25 22:03:09 | 高校野球
今日行われました高校野球静岡大会は準決勝の戦いが繰り広げられました。

第1試合 掛川西VS島田商。
古豪対決とでも言いましょうか。拮抗した戦いを予想していましたが、序盤から島商が猛打を振るい大量得点を挙げます。守備でも島商は昨日かなりの球数を投げたエース小林を休ませますが、大量得点に守られて先発の太田が好投して掛西打線を押さえます。
この後島商はエース小林を出しますが、連投の疲れか精彩を欠きますが大量リードに守られて島商が18-7で掛西を振り切り決勝進出を決ました。

第2試合 浜松城北工VS常葉大菊川。
今大会旋風を巻き起こしている浜松城北工が強豪常葉菊川に挑みます。
連戦の疲れか城北工のエース則竹は疲れが見えます。打棒に勝る常葉大菊川は逃さず叩いてきます。
常葉大菊川はそつなく加点して9-0で今大会の台風の目城北工の旋風を止めました。

この結果明後日の決勝は島田商VS常葉大菊川となりました。
静岡の代表を決める一戦明日の休養日を挟んで万全の体調で臨んで下さい。

惜しくも敗れました掛川西と浜松城北工の皆さんお疲れ様でした。
得点は離れましたがナイスファイトを見せてくれました。ありがとう。

特に浜松城北工はここまで進出してくるとはだれも予想しなかったと思います。学校初のベスト4素晴らしかったと思います。是非後輩たちが繋いで欲しいと思います。
勝ち上がりを見ても1回戦好投手擁する袋井商に粘り、延長13回タイブレイクで5-4で逆転勝ち。2回戦は静岡西に一度は逆転されますが終盤の逆転で9-6で下しました。
3回戦は焼津水産との投手戦1-1で迎えた9回裏サヨナラ2-1で勝ち、4回戦はシード校吉原に終盤突き放し4-3で勝ち学校初のベスト8、昨日の準々決勝浜松修学舎戦は前半リードされますが持ち前の粘りで追いつき逆転6-4で勝って初のベスト4まで登りつめました。
決して強豪校ではなく、選手を集めて来るわけでもなく毎日ひたむきに練習を重ねた結果だったと思います。
今大会静岡大会の敢闘賞といってもいいかもしれませんね。
素晴らしかった浜松城北工!!

全国に目を向けますと、今日三重県で初出場を決めた白山高校。去年まで10年連続初戦負け一時は部員が足りなくて他校と合同チームでの出場という経歴の高校です。
ピッチングマシンも無いただ広いだけのグラウンドこんな高校ですが現監督の東監督が赴任してから一からコツコツと鍛えここまで登り詰めました。凄い熱血漢ですね。
今大会でもシード校で好投手擁する菰野高に勝ち、甲子園出場経験のある三重海星にも勝ち、今春センバツベスト4の三重高に勝った松坂商を決勝で破って歓喜の甲子園出場を決めました。

どうもこの高校と静岡大会で旋風を巻き起こした浜松城北工がダブって見えて仕方ありません。
この2校を見て、「もしかして自分の高校にもチャンスがあるんじゃないか」という希望を持った高校も少なくないんじゃないでしょうか。
甲子園は強豪校だけのものではありません。普通の部活を続けている高校にもチャンスがある。
そんな事を考えさせられる今日の戦いでした。

三重県代表の白山高の皆さん甲子園でも頑張って下さい!!