今度はどこの水論争？

水問題で工事をストップさせているリニア新幹線の静岡県工事ですが、静岡県民として川勝知事に「ちょっと意地はり過ぎじゃないの」と思うようになってきました。
そんな中で静岡県が水の流出を理由にボーリング調査の中止を求めていることについて、山梨県の長崎知事が「そもそも静岡県なら静岡県の水となる根拠は何ですか。そして仮に静岡県の水としたら法的な効果は何ですか。ここを私たちとしては明らかにしていただかないと、しっかり向き合うべき議論にならないんじゃないかと思います」と意見を述べました。

長崎知事はそれでは富士川は源流が長野・山梨県でありますので静岡を流れるがこれは長野・山梨県の水と主張できてしまう。とも述べました。
確かにその通りかもしれませんね。大きな川程流域面積は長いのでいくつかの県にまたがっています。これをうちの県の水だと主張することはできない。

先日静岡市長も市長と言うより学者の立場から県境までボーリングしても静岡県の水には影響はないと言っていました。
どうも川勝知事一度言い出してしまったのでひっこめる事が出来なくなってしまったような気がします。

コヤチン的には静岡県の知事の側近の事務方がしっかりしていないと思います。
静岡県の水の事を心配するのは知事として当然ではありますが、何が何でも全て静岡県のものだと主張するのは同じ県民として「どうなのかな？」と思ってしまいます。
この問題かなり根深いものが有ったりします。
リニアの開業をどんどん遅らせるのは日本の鉄道技術からしてもいい事じゃないような気がしてきます。
国もしっかりとした理論で川勝知事を納得させるように動いたらと思ってしまいます。