遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

久しぶりの羊蹄山

2013年11月01日 | 登山:ニセコ方面
平成25年10月26日(土) 曇り 羊蹄山(比羅夫コース→京極コース)

山に白いものが見え始めるこの時期、巷の山岳会では「夏山納め」と云うイベントが行われる。昔?でいうところの観楓会に当たり、酒を飲むことが目的のイベントである。我々の会では、羊蹄山京極コース登山口にある札幌山の会所有の山小屋を利用させていただき、電気も通いトイレも清潔なとても快適な山小屋で、秋の夜長を楽しく過ごした。



夏山納めに先立って、会のメンバ6名と一緒に羊蹄山に登ってきた。羊蹄山に登るのは2年ぶりでバテずに登れるのか一抹不安な気持ちを持っての参加だった。下山地点の京極コース登山口に車2台をデポし比羅夫コース登山口に移動、7時半に登山口を出発した。雨は降っていないものの羊蹄山は雲で覆われている。



体力を競うというような登り方ではなく何合目という表示を励みにペースを守って登っていく。実に気持ちがよい。非難小屋との合流点に近づくと登山道にも雪が残り、周りの木々には樹氷ができている。お鉢に近づくにつれて風も強くなり、持ってきた服をすべて着た。ガスで10mほどの視界の中で12時半過ぎに標識のある山頂に到着、いつもは大賑わいの山頂には誰もいなかった。



山頂でじっとしていると寒いので10分程の滞在で京極コースへ下山を開始。こちらのコースには雪が多く残っていて、しかも風で硬くなっているため、滑落の心配をしながら慎重に下山した。高度を下げてくると登山道は泥んこコースになってきて、木や笹につかまりながら下山した。京極コースには先行者のスリップ跡がたくさん残っていたが、最後まで出会うことはなかった。



のんびりペースではあったが、久しぶりの羊蹄山に気持ちよく登ることができて本当によかった。下山後京極の温泉で汗を流し、宴会会場に向かった。

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