平成29年6月日(土) 曇り 大平山
札幌から約3時間、節電で少し暗くなっている河鹿トンネルを抜けると、そこには以前と変わらない広場があった。雨露で濡れた草木、低く立ち込めた雨雲、そして誰もいない登山口、一瞬どうしようかという迷いも生じたが、気を取り直して登山靴を履く。

最初の1時間は陽の当たらない涸れ沢を行く。登山道を塞ぐフキやイタドリについた露で衣服が濡れる。誰かが歩いたような形跡もまったくなく、この時期は登山には早かったのかもしれない。涸れ沢が終わり更に1時間ほど登るとやっと尾根に出て眺望が広がる。休憩の810Pから見たまだら模様の狩場山がきれいだった。

1109Pに向けて更に急登が続く。この付近からいろいろな花がみられるようになり、名前は分からないもののすべてを写真に収めようとシャッターを押したが、以前あったはずのところにはオオヒラウスユキソウはなかった。それにしてもカタツムリだらけで、なるべく踏まないように気を遣いながら登る。途中、雪渓で登山道が不明になりながらもなんとか1109Pに到着した。

1109Pで息を整えて、いよいよ藪漕ぎ地帯に突入である。トラロープが行き先を案内してくれるが、それにしてもこの藪漕ぎは尋常ではない。おそらく、あえて登り難くしているのだろう。道を何度か外しながらもなんとか突破し、やっと大平山ピークに到着することができた。残念ながら眺望はまったくよくない。じっとしていると虫が寄ってくるのでタオルでガードする。今回の反省は防虫対策をまったく怠ったことである。(今もかゆくてたまらない)

少しだけ腹ごしらえをして下山開始、藪漕ぎも下りだとそれほど苦にならなずさくっと通過したが、途中スパンと切れた尾根の端が登山道となっているところがあり、片手を笹に掴まりながらびくびくして通過した。慎重に歩けば問題ないのだが、決して気が抜けない山であると改めて感じた。810Pまで戻って人心地つく。

後はだらだらと沢地形の登山道を下る。いつも下りは長く感じるものだが、30分ごとに水分休憩をとりゆっくりペースで降りたのだが、以外と長く感じることなく登山口まで戻ることができた。今期最初の夏山登山は、なかなかハードだった。

そして、ダニはやっぱりいました。車のなかで1匹、家に帰って1匹発見、途中で宮内温泉、そして家に帰ってシャワー、それでもまだどこかにダニが食いついているのではと気が気でない。









札幌から約3時間、節電で少し暗くなっている河鹿トンネルを抜けると、そこには以前と変わらない広場があった。雨露で濡れた草木、低く立ち込めた雨雲、そして誰もいない登山口、一瞬どうしようかという迷いも生じたが、気を取り直して登山靴を履く。

最初の1時間は陽の当たらない涸れ沢を行く。登山道を塞ぐフキやイタドリについた露で衣服が濡れる。誰かが歩いたような形跡もまったくなく、この時期は登山には早かったのかもしれない。涸れ沢が終わり更に1時間ほど登るとやっと尾根に出て眺望が広がる。休憩の810Pから見たまだら模様の狩場山がきれいだった。

1109Pに向けて更に急登が続く。この付近からいろいろな花がみられるようになり、名前は分からないもののすべてを写真に収めようとシャッターを押したが、以前あったはずのところにはオオヒラウスユキソウはなかった。それにしてもカタツムリだらけで、なるべく踏まないように気を遣いながら登る。途中、雪渓で登山道が不明になりながらもなんとか1109Pに到着した。

1109Pで息を整えて、いよいよ藪漕ぎ地帯に突入である。トラロープが行き先を案内してくれるが、それにしてもこの藪漕ぎは尋常ではない。おそらく、あえて登り難くしているのだろう。道を何度か外しながらもなんとか突破し、やっと大平山ピークに到着することができた。残念ながら眺望はまったくよくない。じっとしていると虫が寄ってくるのでタオルでガードする。今回の反省は防虫対策をまったく怠ったことである。(今もかゆくてたまらない)

少しだけ腹ごしらえをして下山開始、藪漕ぎも下りだとそれほど苦にならなずさくっと通過したが、途中スパンと切れた尾根の端が登山道となっているところがあり、片手を笹に掴まりながらびくびくして通過した。慎重に歩けば問題ないのだが、決して気が抜けない山であると改めて感じた。810Pまで戻って人心地つく。

後はだらだらと沢地形の登山道を下る。いつも下りは長く感じるものだが、30分ごとに水分休憩をとりゆっくりペースで降りたのだが、以外と長く感じることなく登山口まで戻ることができた。今期最初の夏山登山は、なかなかハードだった。

そして、ダニはやっぱりいました。車のなかで1匹、家に帰って1匹発見、途中で宮内温泉、そして家に帰ってシャワー、それでもまだどこかにダニが食いついているのではと気が気でない。









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