遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

岩魚沢~定山渓天狗岳

2013年09月05日 | 登山:札幌近郊
平成25年9月1日(日) 雨模様 岩魚沢~定山渓天狗岳 (GPS-Log)

2週続けて定天、しかし今回は夏道ではなく札幌湖対岸の岩魚沢からの沢アプローチである。メンバは、沢や岩の達人3名と自分、着いていけるだろうか心配だ。前日から雨模様、夜中もずっと降り続け、朝になっても小雨模様、これは中止だなと思いながら集合場所の道路情報館に行く。みんなでどうすると鳩首協議するも、誰も止めましょうと言わないので、様子見ということで現地に向かった。

向かった先は天狗小屋、現地に行ってみると、驚いたことに先週にも来ていた車があった。人のことは言えないがよほど定天を気に入ったのだろうか。ここに車をデポして次に向かった先は札幌湖の反対側に続く林道の入口、冬だとヒクタ峰への登山口である。天気は霧雨模様、ここまで来てしまえば行くしかない、林道を歩いて札幌湖の向かい側の天狗沢川まで歩を進める。



林道から2~3メートルほど下がって入渓しちょっと進むと二股分岐となり、左側を遡行する。途中数箇ほどの小滝をメンバはいとも簡単にスイスイと進んでいくが、初心者の自分は毎回真剣でついていくのに必死である。『「ゆっくり歩きで低山を楽しむ』というタイトルとはかけ離れた内容のホームページに初級者向けの沢と紹介されていたが、これで初級者なら自分は一生初級者のままである。



最後の滝では緊張のあまり胃までキリキリと痛み、体力もいっぺんに消耗してしまった。水も涸れて草つきの急斜面を登るのだが、体力が消耗しているためにスリップを繰り返し一向に先に進まない有様。しかし、もうここまで来ると引き返すこともできないので、行くしかない。最後、ブッシュをかき分けて夏道に出たときには思わずへたり込んでしまった。

下山では、山頂手前のゴルジュに垂らされていたロープが切れるというハプニングがあった。幸い、滑落するような大事には至らずに済んだが、紙一重だった。このようなロープに全面的頼ることは危ないことを実感した。(1ヶ月前の恵庭岳ピークでは完全にぶら下がっていた。)結局最後まで雨に降られることもなく、しかし体中泥だらけで天狗小屋にたどり着いた、課題が積みあがった山行であった。



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