平成25年1月3日、4日 佐幌岳、奥佐幌岳
正月明け、他会のQさんをリーダとして、Kさん、Hさんと私の4名で佐幌岳に行ってきた。狩勝峠から出発し桜山を経由して行くのが通常の登山ルートであるが、今回は雪山での山中泊が目的であるため、重たいザックを背負ってサホロスキー場のゴンドラに乗った。ゴンドラを降りると一気に山頂の手前に到着、正面の雪崩斜面を避け国道側に巻いて山頂を目指し、30分足らずで避難小屋(佐幌山荘)に到着した。

まずは、雪に塞がれている避難小屋の入口を掘り起こすとともに、小屋のすぐ近くにテントを設営した。テント設営後にスノーシューで奥佐幌岳に向かったが、雪と風で視界も利かないた途中で登山を諦め、小屋に戻って雪洞掘りに専念した。

子供の頃のかまくら作りを思い出しながら夢中になって雪洞掘りに傾注、1時間ほどで大人4人が楽々横になれるほどの空間が完成した。雪洞の中の静かな空間はまことに居心地よく、今夜はこちらで夜を過ごそうということになり、すべての荷物を運び込んだ。
ローソクの火がゆれる中、Kさんが準備してくれたスキヤキをつっつきながらいろいろな話をしているうち、寒い思いをしたくないというHさんの強い希望もあって、急遽避難小屋に移ろうということになり、夜の7時近くから小屋のストーブの火起こしを始めた。しかし、煙突が詰まっていたためか小屋の中は煤だらけなってしまい、どうすることもできなくなり最終的にテント泊に落ち着いた。
過去の経験がトラウマとなってテント泊に極度の不安を持っていたHさんであったが、ありったけの防寒対策が利いたのか一番ぐっすりと朝まで寝ていたのはHさんであった。翌日は避難小屋でゆったりと朝食をとってから奥佐幌岳に向かった。

奥佐幌岳へは山頂が見えていればなんてことないのであるが、尾根が広いため視界が利かないと方向が分かりにくい。また、稜線上で風が強いせいか、吹き溜まりやクラストしているところが点在し、木の間を踏み抜いてしまうところも何箇所かあったが、急な斜面はないため、さほど苦労することなく山頂に到着した。

昼過ぎに避難小屋に戻り、テントの撤収、雪洞の解体、小屋内を整理した。ドタバタしてはいたが、経験豊富なQリーダのおかげで、いろいろ体験をすることができ、当初の目的を十分に達成することができた山行だった。
正月明け、他会のQさんをリーダとして、Kさん、Hさんと私の4名で佐幌岳に行ってきた。狩勝峠から出発し桜山を経由して行くのが通常の登山ルートであるが、今回は雪山での山中泊が目的であるため、重たいザックを背負ってサホロスキー場のゴンドラに乗った。ゴンドラを降りると一気に山頂の手前に到着、正面の雪崩斜面を避け国道側に巻いて山頂を目指し、30分足らずで避難小屋(佐幌山荘)に到着した。

まずは、雪に塞がれている避難小屋の入口を掘り起こすとともに、小屋のすぐ近くにテントを設営した。テント設営後にスノーシューで奥佐幌岳に向かったが、雪と風で視界も利かないた途中で登山を諦め、小屋に戻って雪洞掘りに専念した。

子供の頃のかまくら作りを思い出しながら夢中になって雪洞掘りに傾注、1時間ほどで大人4人が楽々横になれるほどの空間が完成した。雪洞の中の静かな空間はまことに居心地よく、今夜はこちらで夜を過ごそうということになり、すべての荷物を運び込んだ。
ローソクの火がゆれる中、Kさんが準備してくれたスキヤキをつっつきながらいろいろな話をしているうち、寒い思いをしたくないというHさんの強い希望もあって、急遽避難小屋に移ろうということになり、夜の7時近くから小屋のストーブの火起こしを始めた。しかし、煙突が詰まっていたためか小屋の中は煤だらけなってしまい、どうすることもできなくなり最終的にテント泊に落ち着いた。
過去の経験がトラウマとなってテント泊に極度の不安を持っていたHさんであったが、ありったけの防寒対策が利いたのか一番ぐっすりと朝まで寝ていたのはHさんであった。翌日は避難小屋でゆったりと朝食をとってから奥佐幌岳に向かった。

奥佐幌岳へは山頂が見えていればなんてことないのであるが、尾根が広いため視界が利かないと方向が分かりにくい。また、稜線上で風が強いせいか、吹き溜まりやクラストしているところが点在し、木の間を踏み抜いてしまうところも何箇所かあったが、急な斜面はないため、さほど苦労することなく山頂に到着した。

昼過ぎに避難小屋に戻り、テントの撤収、雪洞の解体、小屋内を整理した。ドタバタしてはいたが、経験豊富なQリーダのおかげで、いろいろ体験をすることができ、当初の目的を十分に達成することができた山行だった。
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