遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

久山岳

2012年09月15日 | 登山:十勝方面
平成24年9月15日(土) 久山岳

最近の北海道の気候はどうなってしまったんだろう。9月中旬にもなって気温が30度の日々が続いている。3連休の初日、剣山の隣の久山岳に行ってきた。



剣山避難小屋で用を足してから、少し戻って林道をぐるっとUターンして行けるところまで進み、木が植林されている開けた場所にクルマを止めた。空には青空が広がり、すでに気温が上がりつつあった。



笹がかぶさる道を10分ほど歩いて行くと広々とした林道に出る。その林道をしばらく進むと登山届が置いてある登山口に到着。 ここからが登山道の始まりで途中2箇所の小さな川を横切ってなだらかな斜面を歩いていくと広々と笹刈りされた「日輪釈迦如来」と書かれた箇所にでる。この山は高王山という寺社が所有管理し、剣山と同じように登山道の途中の岩石や大木に”何々の母胎”とかいろんな名前がつけられている。



この日輪釈迦如来を過ぎると尾根に入るが、登山道は終始樹林帯の中を歩くので見晴らしはまったく悪い。しかし日差しを遮ってくれるのはとても助かる。稜線に近づくにつれて傾斜もきつくなってくるが、もったいつけたような地形になっておらず、意外とあっさりと稜線上にでる。そして200メートルぐらい進むと岩石が積み上がった久山岳山頂、すぐ近くに剣山や芽室岳を見ることができる。



誰もいない山頂で30分ぐらい滞在して下山中に、5人のパーティと出会った。誰も来ることはないだろうと思っていたので正直びっくりした。そして、すぐ後には2人組の登山者も続いて登ってきた。他の登山者がいると思うと安心感がある一方、独り占め気分が損なわれたような気持ちにもなる。実に勝手なものである。駐車地点まで戻ると、隣に札幌ナンバーのクルマが2台並んでいた。



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