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2020-08-26 | Weblog

 「夏こそ鉄分!」ですが

 8月22日の朝日新聞be report欄に「夏こそ鉄分!」「日本は鉄欠乏大国、隠れ貧血も」という見出しの記事が掲載されていました。
体全体に酸素を運ぶ重要な栄養素、鉄分。日本人は女性を中心に鉄分の摂取量が不足する傾向にあり、放置すると貧血だけでなく、うつ病、骨の健康異常、免疫力の低下にもつながる。特に夏は発汗による鉄分の流出が大きく、さらに不足しがちである。鉄分は吸収率が高いとはいえず、意識しても推奨量を取ることが難しい。摂取には食事、補助食品の他に、鉄の調理器具の使用も効果がある・・・という内容でした。



 私は鉄分摂取のため2年ほど前から酢の容器に鉄のネジ釘を入れて(以下、酢鉄)、毎朝納豆に混ぜて食べています。鉄が酢に溶け出して効率的に鉄分を摂ることができるのではないかと考えたからです。


ネジ釘はずいぶん小さくなっています。

夏バテもなく冬のしもやけもないのは、酢鉄のおかげだと常々思っていたところです。
 それはそれでいいのですが、先日の記事を見て、ちょっとショックなことが。
記事によると日本人の多くが鉄欠乏症ですが、性別、年齢によりその充足率は大きく異なります。

日本人の鉄分充足率は


これを見ると、50~64歳の男性については108%と充分に摂取していることになっています。
念のため、この6月に受けた健診のデータを見ると、鉄分標準値40~188μg/dLのところ 195μg/dLでした。率にすると104%となり、記事にある一般の人の108%とほぼ似た値です。
一般の人は酢鉄を毎朝摂っているようなことはしていないのでしょうから、私の酢鉄の摂取に効果があったかどうかあやしいことになります。
記事の充足率(摂取量/食事摂取基準)と血液検査の結果とを同一視することに疑問がありますが、高齢の男性は普通の食事を摂っていれば、あえて意識して鉄分は摂る必要がないということです。
少し、がっかり。
 私の場合、汗かきで人より多く汗が出ますので、酢鉄を摂っているために人並みの検査結果になっているのだと、ややこじつけて毎朝の酢鉄は続けることにしました。