金魚の越冬
そんなことは常識だよといわれるかもしれませんが、金魚はヒータなしでも冬を越すことができるのです。昨年、ホームセンターで金魚の飼い方のパンフレットをもらうまで私は知りませんでした。
もう何十年という間、毎年秋の終わりから翌年の梅雨の前まで水槽にヒータを入れて水温20℃を保っていました。ホームセンターでヒータを売っているということは、入れなければならないものだと、なんの疑いも持ちませんでした。
ところが、もらったパンフレットにはヒータは入れなくともよい、入れない場合は餌を減量して冬を越すと書かれていました。12月~4月初旬までは”エサどめ”、全く与えないか、数週間に1回極少量の餌を与えるだけでいいそうです。
だいじょうぶかなと思ったのですが、暮れからヒータを外し餌を制限してみました。4月になった現在、無事に冬を越すことができました。金魚は5℃以下になると冬眠状態になるとか。
ヒータを入れていれば餌は夏の間と同じように食べ、体も年に2倍くらいに大きくなります。しかし、寿命は短くなるそうです。
どんどん大きくなる金魚を見ることも楽しみでしたが、寿命を考えると金魚もメタボ対策が必要なようです。