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「トコトンやさしい電車の本」
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昨年の夏、図書館の新刊書棚に並んでいましたので、いつか読んでみようと思っていました。
表紙より
電車の誕生からリニアまで
走るメカニズムと制御の重要性
安全な運航を支える技術
性能が高まる駅のサービス
国内外で走るさまざまな電車
この本を読んで思い出したことがあります。
1Aとか1Bとか電車の座席に付けられている座席番号のことです。
普通、座席番号は、数字の若番を前に見て左側からAB(通路)CDと付いています。
新幹線、バス、特急など思い当たる座席すべてが左から付けられています。
ところが、JR四国の特急「いしづち」「うずしお」などではこれが DC(通路)BAになっているのです。
以前、駅で交代のため待っている車掌さんがいたので聞いてみたことがあります。すると「そういえばそうですね。理由は分かりません」ということでした。
その後、JR四国のホームページに問い合わせのページがありましたので、質問を寄せてみました。すると「JR四国では右からABCDの順に付けています」との回答が寄せられ、その理由については書かれていませんでした。
なぜこの話を思い出したかというと、この本の中のコラム(P.54)「車両の性格をあらわす記号」を見たからです。
電車の横に「モハ」とか「サハ」など、そしてその後に3桁か4桁の数字が書かれています。
最初の「モ」はモーターがついている車両、「サ」は運転台もモーターもない車両を表し、次の「ハ」は電車の用途を表し、「ハ」は普通車、「ロ」はグリーン車を表しています。このほか食堂車は「シ」、寝台車は「ネ」、試験車は「ヤ」などがそれぞれ割り当てられています。
ただし、JR四国のみはこの表記を使わず、4桁の数字のみで表しているそうです。
ですから、座席番号についても四国独自の表示をしたのかなとふと思いました。
また余談の余談になりますが、
大坂なんばから高野山に向かう南海電鉄に特急「こうや」が走っています。この電車の座席番号はABCDではなく、数字だけ、それも順ではなく
12(通路)43
56(通路)87
・
・
の並びになっています。
寒さの中、桜の枝に花が2輪だけ咲いていました。
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