高野山へ行ってきました
4月10日
令和元年のお礼参りですので、ずいぶん遅くなりました。
金剛峯寺
入口両側に水の入った桶が規則正しく並んでいました。
馬水桶《ばすいおけ》というものだそうです。
昔、馬に乗ってお参りに来た人が馬に水を飲ませるための桶です。今ではそのなごりとして、法会のときのみ置いているとのことでした。
ケーブルカー
みんな知っているのかもしれませんが、ケーブルカーに乗る都度思い出します。車両を引くケーブルと車輪のことです。
レールの間のケーブルが滑車に導かれて車両をけん引しています。ふしぎに思ったのは上り下りの車両がすれ違う分岐点で車輪のフランジ(車輪がレール上を脱輪せずに走行するために,車輪の外周に設けたでっぱり)がケーブルを傷つけるのではないかということです。ケーブルの高さはレールと同じ高さです。車輪とケーブルがクロスする部分を見てもケーブルが低くなっている様子はありません。ふしぎに思いませんか?
インターネットの情報が今のようになかった頃のことです。どう考えても判らず、ケーブルカーの駅に電話して聞いてみました。
すると車輪が普通の電車と違っているということが判りました。なんと、片方の車輪のフランジがなく、単にレールに乗っかっているだけなのでした。思ってもみなかった答えでした。
どのような車輪なのか、あれこれ説明するより今ではネットに詳しく説明されていますのでご覧ください。
ケーブルカーに乗る都度、誰かに話したくなります。