不整脈顛末記
ひと月ほど前、血圧計に不規則脈波という表示が出るようになり不整脈かと心配になり、近所のお医者さんへ行き診てもらいました。診察の結果は異常なし。
その後のことです。
相変らず不規則脈波は続き、そのうちに血圧計にエラー表示が出るようになりました。エラーの内容から腕を圧迫するカフの圧力が弱く、どうもエア漏れを起こしているようです。不規則脈波は血圧計の故障が原因でした。
この血圧計は昨年の8月、それまで10年以上使っていた血圧計が故障し修理に出したところ、新品と交換してくれたもので保証期間3カ月は過ぎています。
メーカーのホームページを見ると修理費は一律12,320円です。
通販サイトでは改版モデルチェンジしたものが14,898円。少しの差額で新しいタイプのものが手に入るのならばと修理は取りやめ、新しいものを購入しました。
故障した古いものは粗大ごみへ、でもそのまえに分解してエア漏れの状況を見てみよう、もう一度動かしてみよう、と新しい血圧計の電源アダプタを接続するとなんということでしょう、正常に動作するではありませんか。動作不良の原因は全く考えもしなかった電源アダプタでした。
取扱説明書にもエラーの原因に電源アダプタはなく、ディスプレイにも電池動作時の電圧低下表示はあるもののアダプタ接続時の電圧低下表示はありません。電源アダプタは現在家庭内のいろいろな機器に使用されており、未だかってこれが故障したということは一度もなく、故障切り分けをしようとも思ってもいませんでした。
電圧を測ると定格 6Vのところ無負荷時 4.90V~5.13V、本体の電源スイッチON時 1.10~3.93Vでした。電源電圧が低下したためカフにエアが十分に送り込まれずにエア漏れと同じ症状になっていたようです。はやとちり、うかつでした。
この電源アダプタは以前のものがありましたので、取り換えました。
ということで現在わが家には血圧計が2台になってしまいました。
昨日のNHK「みみより!解説」は「知っておきたい 冬の高血圧対策」でした。血圧は冬は夏より10~20高くなります。温度の低下による血管収縮とともに腎臓の働きが低下し体に塩分を貯め込みやすいためです。
高血圧といえば高齢者のことと考えられがちですが、中年期(40~64歳)では血圧が少し高い(上120~129mmHg)だけで心筋梗塞・脳卒中などのリスクが1.77倍になるというデータもあるそうです。
生活習慣、食生活、冬場のヒートショックに注意が必要です。