般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2020-08-10 | Weblog

 お盆

 お盆が近づいてきました。わが家でも毎年、月の初めに祭壇を一段だけ出してお祀りしています。昔はキュウリやナスで馬、牛を形作ったり、お膳に毎日料理をいれてお供えしていたのですが、次第に簡略化され今では五具足と高坏に盛った果物、そうめんと落雁だけになってしまいました。
 お盆が済むと藁で作った精霊船にお供え物を入れて海に流していましたが、それももう60年以上前から海が汚れるからという理由で禁止されています。ですからもうどこの家でも舟など用意しないと思っていたのですが、先日スーパーで売っている舟を見ました。それも相当の数が積み上げられています。迎え火、送り火の焚き木も並んでします。
昔からの風習を引き継いでちゃんとお祀りしているご家庭もあるのだと気づきました。
 思えば子供が小さいころは、遊びを兼ねてキュウリの馬を作ったり、盆行灯を組み立てたりしていたのですが、それがいいのですね。こういった盆行事などの継承から家風の伝承へと引き継がれ、ひいては子供たちの人となり、性格の形成へとつながるのですね。来年からは見直さなければと思いました。少し遅いかもしれませんが。








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2020-08-08 | Weblog

 防犯灯と捨印

 隣の町内の防犯灯取り換えのお手伝いをしました。電柱に取り付けている蛍光灯の防犯灯が古くなりLEDに取り換える工事です。LEDへの取り換えは市の補助金を受けることができます。まず補助金の交付申請書を提出し、許可を得たのち工事を実施、その後工事完了を報告し審査を経て補助金がでます。この手続きには申請書、計画書、地図や写真など13の書類が必要です。市の窓口では記入要領、記入例などをもって懇切丁寧に説明してくれ、スムーズに申請を終え工事を完了することができました。
 手続きの途中で、電力会社との契約がない防犯灯があったり、また逆に他の町内と二重に契約していた防犯灯を見つけたり、何十年来の間違いに気づいたことがありました。また当年度に取り換える防犯灯の数には限りがあるとのことで、申込受付開始日に開庁前から庁舎入口に並んだり初めての経験でした。
 なにはともあれ、工事を終えたLED防犯灯は以前の蛍光灯に比べて明るく、道路を照らしています。
 ところで、この申請をしていて申請書などに押す捨印のこと、一般の契約書などにも普通に押されています捨印についてふと思いました。
捨印は受理者が書類の内容に変更を加えることを容認するものです。
本来は誤字脱字など軽微なものの訂正のためなのでしょうが、重要事項について訂正してはならないというものでもなし、悪用される可能性は十分にあるといえます。にもかかわらず形式的にともいえるほど世間一般に捨印が押されている、ということは受理者が悪用することはないと全面的に信頼していることになります。外国にはない慣習だそうです。今更ながらのことではないのですが、すばらしいことではないでしょうか。

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2020-08-06 | Weblog

 大発見か

 一昨日、近くの山の上に祀られている箸蔵様へお参りした時のことです。明治21年建立とあるその場所は今でこそ側に観光道路が走っていますが、道路がなかった50年ほど前までは、それこそ人里離れた辺鄙な場所でした。山道を登りながらどうしてこのような場所にお祀りしたのだろうか、朝な夕なちょっとお参りしてこようかと言えるような場所ではないのです。
 そこでふと思ったのですが、地図で見ると徳島県池田町の箸蔵寺の真北にこの箸蔵様は位置するのではないだろうか。確かにスマホで見ると真南に池田町の箸蔵寺があるようです。
この箸蔵様の真南に箸蔵寺があるとすれば近世の大発見?ではないでしょうか。心、少しどきどき。
 急いで帰宅し、パソコンで確認しました。両点の経度が同じならば真南、真北の関係にあります。しかし、残念ながら結果は差が3分ほどありました。
それならば磁北ではどうだろうか。計算してみると、箸蔵寺は真北より173度54分の方向になります。磁石の偏角が6~7度ですから、磁北から見れば、ちょうど真南ということになります。わが邑の箸蔵様から見て磁針の南の先に本社箸蔵寺が鎮座ましましていることになります。
 ややこじつけになったかもしれませんが、短時間わくわくするひとときを味わいました。





ちなみにこの箸蔵様の近くにあります観音様は朝日観音、またお稲荷様は朝日稲荷と呼ばれいずれも真東を向いているという話です。



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2020-08-04 | Weblog

 箸蔵寺 箸供養

 今日、8月4日は徳島県池田町にある箸蔵寺の箸供養の日です。春、秋の大祭とともに大勢の人が集まる箸蔵寺の大イベントです。毎年香川県側の財田より昔の街道跡箸蔵街道を通って参拝していました。
肌を刺すような真夏の太陽の下、標高700メートルほどの山並みを越え、時折谷底から吹き上げる風に涼を得ながら約11キロのコースです。お参りを終えて麓のうどん屋さんで食べるうどんとともに、楽しみにしていました。
 しかし、箸蔵寺のホームページによるとコロナウィルスのため今年は柴燈護摩、火渡りは中止になるとのことです。屋外とはいえ大勢の人が密集するのですからやむを得ません。聞くところによると四国のお遍路はバスツァーが中止になり、マイカー、歩き遍路も非常に少なくなっているそうです。お遍路の人から見れば、ほとんどの人がまだ安心はできないと考えているのだと思います。残念ですが、私ももう少し自粛を継続しようと思っています。

 今日はこれから近くの山の箸蔵様へお参りしてきます。
早くコロナウィルス感染症が終息しますように。

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2020-08-02 | Weblog
 探偵ナイトスクープ ミツバチの捕獲器

 先日の探偵ナイトスクープに「自宅の床下のミツバチの巣をとってその蜜を味わってみたい」という依頼がありました。
派遣された真栄田探偵ひとりでは手に負えなく、専門の養蜂業者を呼びました。養蜂業者はミツバチを捕獲して他の場所に移すことになり、そのとき業者が使用していた捕獲器が30年以上前に私が作った捕獲器と同じものだったのです。
 その年はスズメバチが多く、2階の天井裏に1つ、植木の中に2つ大きな巣を作っていました。そこで考えたのが掃除機を使った捕獲器です。生きたまま捕まえて滋養強壮健康に良いという焼酎漬けにしようと考えたのです。
物干し竿両端のキャップを外し掃除機のチューブをつなぎ、チューブの片方を捕獲器に接続、捕獲器の出口に掃除機を接続するものです。
掃除機の振動や風の音がハチを刺激するのか巣の中から夥しい数のスズメバチが出てきます。それを片端から吸い取ります。おもしろいように捕ることができました。
そのとき使った捕獲機です。物置を探してみるとありました。



私が考えた方法と専門業者の方法が同じだった、まんざらでもないとひとり悦に入っています。

 捕獲器は、また機会があれば使ってやろうと思って取っていたのですが、その後なぜかわが家ではスズメバチの巣を一切見かけることはなく出番はありませんでした。
そしてそのとき作った一升瓶一本にぎっしり入ったスズメバチの焼酎漬けですが、そのあわれな姿を見るだけで口にすることはできませんでした。