以前、「モーツァルトは難聴に効く!」という私の実体験の記事を書いたが、モーツァルト
やクラシック音楽は人の健康に良いだけでなく、家畜や野菜などにも効用があるそうで、
アメリカや日本でも研究が進んでおり、酪農や農業に応用されているらしい・・・
例えばクラシック音楽を牛に聴かせる事で、乳がよく出るようになって搾乳量が増したり、
野菜に聴かせる事で成長を促したり、収穫量を増大させる成果を上げているそうです。
その他にも、うどんの生地を乾燥させる間に、ビバルディの「四季」を聴かせて麺の味を
良くしているメーカーや、日本酒のもろみにモーツァルトを聴かせて、美味しい日本酒を
つくっている酒造もあるそうです。
野菜に音楽を聴かせて、成長を促そうという実験は、既に1960年代からアメリカで行わ
れていたそうで、面白いのは野菜にも音楽の好みがあるらしく、それを試みた研究者は、
二つのカボチャにクラシックとロックの曲を、別々に八週間聴かせてみたそうである。
その反応を比較したところ、対照的な結果が出たそうである、ロックを聴かせたカボチャ
のツルは、スピーカーに背を向け、そこから逃れるようにツルを伸ばしたのに対して、
クラシック音楽を聴かせたカボチャのツルは、スピーカーに向かって伸び、スピーカーに
巻きついて行ったそうである。。。
日本の音響メーカーの研究によれば、音楽によって植物の成長が進んだり進まなかった
りするのは、音楽から受ける振動の度合いが影響しているのではないか?ということである。
モーツァルトなどのクラシック音楽には、小川のせせらぎや風にそよぐ木々の葉のざわめき
など、自然界の音と同じ心地よいゆらぎを持っているそうです、このことからカボチャがロック
よりも、クラシック音楽に好んで耳を傾ける理由と、野菜がモーツァルトを聴くと良く育つという
意味も、何となくがわかるような気がします。。。
我が家の狭い庭先でプランターで育てている、わずかばかりのトマトやナスなどの野菜にも、
こんどモーツァルトの音楽を聴かせて実験して見ようか。。。 近所迷惑?かなぁ・・・
プランター栽培の野菜たち。
トマト。
ミニトマト。
ナス。
キュウリ。