当地も5月としては記録的な暑さで、30℃超えの真夏日と
なりました。
でも、日差しはキツくてもまだ真夏のような蒸し暑さではなく、
木陰に入るとサラッとした涼しい風が吹いてホッとしますね。
二十四節気七十二候、小満の次候(5.26~5.30)は、
「紅花(べにばな)栄(さか)う」です。
紅花(べにばな)は、アザミに似たキク科の花で棘があり黄色
がかったオレンジ色の花。
散歩道で咲く、紅花。
この花から紅(くれない)染料がとれ、古代エジプト時代
から染料として栽培されていたそうです。
花を発酵・乾燥させたものが染料や着色料として用いられ
生薬や口紅、食用油などに利用される。
日本でも、すでに万葉集の中で末摘花(すえつむばな)
の名で登場しています。
日が経つに連れて、黄色の花がしだいに紅色に
変わっていく姿は夏の風物詩でもあり・・
恋心にも例えられたそうです。。