朝の庭先で色づき始めた紫陽花の花に、細い小枝の様な
緑色のものが引っかかっていた。
よく観ると、ゆっくりと動いている。
??なんだこれ?
まるで木の枝に6本の脚がはえたような不思議な体型の虫。
昆虫図鑑で確認してみるとナナフシでした。
植物の枝に擬態して、そっくりなので・・
よく観ないと目にとまりにくい。
ナナフシと言うからには体節が7つある?のかとおもいきや。
「七節」の「七」は単に「たくさん」という程度の意味で、
実際に正しく7つもっているわけではないらしい。。
動きがゆっくりなので、鳥等に見つかると簡単に捕食されてしまうが・・
ナナフシの卵は硬い殻を持っていて、ナナフシが鳥に食べられた場合、
植物の種子と同じように、ナナフシ体内の卵が消化されずに排泄され、
それがふ化して分布拡大に寄与しているらしい。。
自分の身を犠牲にしてまで・・
子孫繁栄に尽くすなんて・・
なかなか立派な虫なんですネ。。(@_@)