庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

細い小枝?と思ったらナナフシでした

2019-05-30 09:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

朝の庭先で色づき始めた紫陽花の花に、細い小枝の様な
緑色のものが引っかかっていた。

よく観ると、ゆっくりと動いている。

??なんだこれ? 

まるで木の枝に6本の脚がはえたような不思議な体型の虫。

昆虫図鑑で確認してみるとナナフシでした。

植物の枝に擬態して、そっくりなので・・
よく観ないと目にとまりにくい。

ナナフシと言うからには体節が7つある?のかとおもいきや。

「七節」の「七」は単に「たくさん」という程度の意味で、
実際に正しく7つもっているわけではないらしい。。

動きがゆっくりなので、鳥等に見つかると簡単に捕食されてしまうが・・

ナナフシの卵は硬い殻を持っていて、ナナフシが鳥に食べられた場合、
植物の種子と同じように、ナナフシ体内の卵が消化されずに排泄され、
それがふ化して分布拡大に寄与しているらしい。。

自分の身を犠牲にしてまで・・

子孫繁栄に尽くすなんて・・ 

なかなか立派な虫なんですネ。。(@_@)

コメント
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