庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

夏は短夜(みじかよ)

2023-06-16 09:50:38 | 日記・エッセイ・コラム

今朝は久しぶりで晴れて朝日が眩しい、昼の時間が一番長くなる夏至ま
であと少しだが・・・

夜明けの時間は今が一番早く、今日の当地方の日の出時間はAM4:26で
この状態が夏至の頃まで続き、朝4時過ぎにもう薄明るくなってくる。

今日の日没時間はPM6:58ですが、6月末のPM7:01まで、まだ長く
なって行き、夏至で夜の時間が最短となります。

日本人は昔から、春は「日永(ひなが)」、夏は「短夜(みじかよ)」、
秋は「夜長(よなが)」、冬は「短日(たんじつ)」と季節による日の長
さや夜の長さを歌や俳句に詠んできました。

 短夜の 夢はこの世に とどまれる  <百合山羽公>

春の日永と、夏の短夜は意味は同じですが・・

春は暖かな日の永いことを喜び、夏は清々しい夜の短いことを惜しむと
言うように、微妙な季節感を使い分けて春に「短夜」、夏に「日永」と
はけっして言いません。

この言葉は古く万葉集にも登場し平安時代の貴族たちも夏の夜の短さを、
恋人との逢瀬のはかなさに重ねて恋の歌によみこんでいたそうです。

まあ、歳とともに朝は早く目覚める?(笑)ようになってきたじーさん
としては、夜明けが早いのは有りがたい事なので、まだ涼しくて清々し
い朝の時間を有効に活用して愉しみたいものだと思っている。

さて、今日の画像は先日の大船フラワーセンター花散歩で撮ってきた
花をまとめてアップします。

清々しいスイレンの花。

 

いつも上を向いて元気に咲くスカシユリ。

 

ガザニア。

 

なごりの春ばら。

 

咲き出した合歓の花

 

赤いディゴ。


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