庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

釣瓶落としの秋の夕日。

2014-10-28 13:47:26 | 日記・エッセイ・コラム
秋が深まるに連れ日沈時間も毎日1分くらいずつ早くなり、夕方5時前にはもう日が
沈み、あっという間に暗くなってしまう、昔から「秋の日は釣瓶落とし」と言わるが
その通りだと実感する季節になった。

今の若い人たちは、井戸や釣瓶(ツルベ)と言ってもも知らない人も多いと思うが、
私の子供時代の昭和30年代頃は実家ではまだ水道も普及していなくて、庭先の井戸から
竿の先につけたバケツ桶で井戸水を汲み上げて風呂や炊事、洗濯等生活用水に使って
いた。

風呂は五右衛門風呂で薪で沸かしていた、五右衛門風呂は文字通り鉄の湯釜なので、釜
に直接肌が触れると熱く、下駄を履いて風呂に入る??様な話もあったが、実際は湯釜
の底に木製のすのこを置いて入浴していた。

子供の頃はよく井戸から風呂の水汲みや薪割り、風呂焚き等の手伝いをさせられ、結構
キツくて辛い仕事だったが、今となっては懐かしい思い出での一つである。

・海に沈む秋の夕日。(鎌倉稲村ヶ崎にて)


・秋の夕日は美さの中に、何となく物悲しさや侘しさを感じさせる。(市民の森にて)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 色変わりした?ハイビスカス... | トップ | これって森の精霊オーブ?!... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事