3月 1日 (水曜日)
50万部を超える売り上げの本。
”九十歳。何がめでたい”
この作者が左藤愛子さん93歳。
~~~~~~~~~~~~~~~~
今日の3/1日の昼”徹子の部屋に出演・・面白い方だ !
”目も歯も足腰も悪くなって”何がめでたいと言って書いた本らしいが・・
この本の前に書いた本で・・”晩鐘”で終わりにと思っていたが
朝起きて何もすることがないと”起きていても寝ていても”一緒になって鬱に入ってしまう。・・
その時、本の依頼があって書いたのが大ヒット!
========================
ある高齢の女性には40代のころから
「これでなければいや」という口紅がある。
2、3年に1度、デパートで何本かまとめて買うことにしていた。
売り場に行き、自分の年齢が頭をよぎったのだろう。
今使っているものはまだ半分と少しある。使い切るまで待とうか。
「あ、ごめんなさい」と言って逃げ出した。
この話を聞かせた人は「どうしてそうケチなんですかあ?」とため息をつく。
「うーん、やっぱりこういうのをケチというのかなあ。
私としては死生観といってほしいのだが」。
高齢女性は作家の佐藤愛子さん、93歳。
老いをユーモラスにつづるエッセーにある。
佐藤さんは昨年出版された「九十歳。何がめでたい」をはじめ、
書店にコーナーができるほど著書がよく売れている。
~~~~~~~~~~~~~~~
”老いとどう向き合えばいいのか考える人が多いのだろう”。
日本老年学会などが医療や介護で「65歳以上」とされている
高齢者の定義を「75歳以上」に見直すべきだと提言し、波紋を広げている。
高齢者の心身が随分と若返っているのが理由という。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
元気な高齢者が増えることは喜ばしい。
だが、誰もが若く、また生涯現役を望んでいるわけではない。
~~~~~~~~~~~
労働力不足や社会保障費の増大への対策として国に
「あなたはまだ若いから」と言われても困りはしないか?
佐藤さんのエッセーにはこんなくだりがある。
「若さと元気ばかり追い求めていると、
ある日、突然しっぺ返しを食うことになるかもしれない。
その時に慌てないですむように、
日ごろから自分の衰えを見守っておきたい」。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「高齢者」になって久しい作家は
「そういう心境で生きていくのが私の理想」と書く。
====================
別記事に・・
「90歳、いつまで生きてるつもりだ」という高齢者軽視とも取れる発言で、
批判の声が集中した麻生太郎氏。
この度発足した第3安倍第2次改造内閣でも、
麻生氏は副総理兼財務相に留任したが、
先の発言について、当の高齢者は何を思うのか。
最新エッセイ集『九十歳。何がめでたい』が
ベストセラーとなっている御年92才の佐藤愛子さんに話を聞いた。
===============
先日、麻生太郎財務相が
「90になって老後が心配とかわけのわからないことを言ってる人がテレビに出てたけど
いつまで生きてるつもりだよ」と発言して非難された。
~~~~~~~~~~
「私、自分でもそう思うんです。
いったい、いつまで生きるんだろうって。
いい加減、くたばりたい(笑い)。
ああいうことを時々言うから麻生さんは面白いんで、
彼のキャラクターだと思えばいいんです。
いまの世の中を一言で言えば『いちいちうるせえな』、
これに尽きますよ
特に女の人がうるさいですね、と佐藤さん。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「何でもかんでも、いちゃもんつけるネタを探して、
朝起きるんじゃない?
今日は何があるかな。
ひとつこれでいちゃもんをつけてやろう、って。
そういう楽しみで日々を埋めているんじゃないですか?」
~~~~~~~~~~~~~~~
佐藤さんにかかると、アラ探しまでがどことなく面白そうに聞こえてしまう。
時ならぬ田中角栄ブームにも一言。
~~~~~~
「急に角栄、角栄ってことになっているけど、
昔はほとんどのメディアが叩きまくっていましたよ。
私は田中さんがいろんな力を持った政治家だということは認めるけど、
日本人が物質主義者になり、土地を転がして儲けるような金権体質に
なったのはあの頃からじゃないかと思うんです。
角栄さんが懐かしがられるのは、ある意味、破天荒な人だったからでしょう。
いまは破天荒が許されない世の中ですから。
箸の上げ下ろしにまで文句を言おうと待ち構えている人が、
日本中にいますものね」
私心なく、歯に衣着せずにズバっとものを言う
佐藤さんのような人を政治家にかつぎ出そうという動きは、
これまでなかったのだろうか。
「そんなのあるわけないじゃないですか。昔のことですが、
佐藤さんにもいろんな声がかかるでしょうと言われることがあって、
私のように、党の秘め事はぺらぺらしゃべる、
裏切ると意識せずいつのまにか裏切っているような人間は危険きわまりない。
政治家はそれほどばかではないんで、
そのぐらいのことはちゃんと見ている、って
新聞に書いたことがありますよ」
=============================
★本屋でパラパラめくりでみたが90歳には
私の年齢では考えられないことがまだまだ山ほどあるんだろうな?
50万部を超える売り上げの本。
”九十歳。何がめでたい”
この作者が左藤愛子さん93歳。
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今日の3/1日の昼”徹子の部屋に出演・・面白い方だ !
”目も歯も足腰も悪くなって”何がめでたいと言って書いた本らしいが・・
この本の前に書いた本で・・”晩鐘”で終わりにと思っていたが
朝起きて何もすることがないと”起きていても寝ていても”一緒になって鬱に入ってしまう。・・
その時、本の依頼があって書いたのが大ヒット!
========================
ある高齢の女性には40代のころから
「これでなければいや」という口紅がある。
2、3年に1度、デパートで何本かまとめて買うことにしていた。
売り場に行き、自分の年齢が頭をよぎったのだろう。
今使っているものはまだ半分と少しある。使い切るまで待とうか。
「あ、ごめんなさい」と言って逃げ出した。
この話を聞かせた人は「どうしてそうケチなんですかあ?」とため息をつく。
「うーん、やっぱりこういうのをケチというのかなあ。
私としては死生観といってほしいのだが」。
高齢女性は作家の佐藤愛子さん、93歳。
老いをユーモラスにつづるエッセーにある。
佐藤さんは昨年出版された「九十歳。何がめでたい」をはじめ、
書店にコーナーができるほど著書がよく売れている。
~~~~~~~~~~~~~~~
”老いとどう向き合えばいいのか考える人が多いのだろう”。
日本老年学会などが医療や介護で「65歳以上」とされている
高齢者の定義を「75歳以上」に見直すべきだと提言し、波紋を広げている。
高齢者の心身が随分と若返っているのが理由という。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
元気な高齢者が増えることは喜ばしい。
だが、誰もが若く、また生涯現役を望んでいるわけではない。
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労働力不足や社会保障費の増大への対策として国に
「あなたはまだ若いから」と言われても困りはしないか?
佐藤さんのエッセーにはこんなくだりがある。
「若さと元気ばかり追い求めていると、
ある日、突然しっぺ返しを食うことになるかもしれない。
その時に慌てないですむように、
日ごろから自分の衰えを見守っておきたい」。
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「高齢者」になって久しい作家は
「そういう心境で生きていくのが私の理想」と書く。
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別記事に・・
「90歳、いつまで生きてるつもりだ」という高齢者軽視とも取れる発言で、
批判の声が集中した麻生太郎氏。
この度発足した第3安倍第2次改造内閣でも、
麻生氏は副総理兼財務相に留任したが、
先の発言について、当の高齢者は何を思うのか。
最新エッセイ集『九十歳。何がめでたい』が
ベストセラーとなっている御年92才の佐藤愛子さんに話を聞いた。
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先日、麻生太郎財務相が
「90になって老後が心配とかわけのわからないことを言ってる人がテレビに出てたけど
いつまで生きてるつもりだよ」と発言して非難された。
~~~~~~~~~~
「私、自分でもそう思うんです。
いったい、いつまで生きるんだろうって。
いい加減、くたばりたい(笑い)。
ああいうことを時々言うから麻生さんは面白いんで、
彼のキャラクターだと思えばいいんです。
いまの世の中を一言で言えば『いちいちうるせえな』、
これに尽きますよ
特に女の人がうるさいですね、と佐藤さん。
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「何でもかんでも、いちゃもんつけるネタを探して、
朝起きるんじゃない?
今日は何があるかな。
ひとつこれでいちゃもんをつけてやろう、って。
そういう楽しみで日々を埋めているんじゃないですか?」
~~~~~~~~~~~~~~~
佐藤さんにかかると、アラ探しまでがどことなく面白そうに聞こえてしまう。
時ならぬ田中角栄ブームにも一言。
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「急に角栄、角栄ってことになっているけど、
昔はほとんどのメディアが叩きまくっていましたよ。
私は田中さんがいろんな力を持った政治家だということは認めるけど、
日本人が物質主義者になり、土地を転がして儲けるような金権体質に
なったのはあの頃からじゃないかと思うんです。
角栄さんが懐かしがられるのは、ある意味、破天荒な人だったからでしょう。
いまは破天荒が許されない世の中ですから。
箸の上げ下ろしにまで文句を言おうと待ち構えている人が、
日本中にいますものね」
私心なく、歯に衣着せずにズバっとものを言う
佐藤さんのような人を政治家にかつぎ出そうという動きは、
これまでなかったのだろうか。
「そんなのあるわけないじゃないですか。昔のことですが、
佐藤さんにもいろんな声がかかるでしょうと言われることがあって、
私のように、党の秘め事はぺらぺらしゃべる、
裏切ると意識せずいつのまにか裏切っているような人間は危険きわまりない。
政治家はそれほどばかではないんで、
そのぐらいのことはちゃんと見ている、って
新聞に書いたことがありますよ」
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★本屋でパラパラめくりでみたが90歳には
私の年齢では考えられないことがまだまだ山ほどあるんだろうな?