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日記(2.6)谷口ジロー

2018-02-06 09:29:26 | 日常
2月6日   (火曜日)

「小泉八雲の再来か」。こんなキャッチコピーにひかれて、
フランス語コミックの日本語版『鬼火』を読んだ。

フランス人2人組が妖怪を写すという中古カメラを手に、
滞在先の新潟県内や青森県・恐山を歩き回るというストーリーだ。
外国人の目に映じた日本の原風景、過去と現在が興味深い。
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フランスといえば、日本に次ぐ世界第2位の漫画大国として知られる
 そのフランスをはじめとする欧州で、
 日本国内でよりもむしろ高く評価されていたのが
 昨年2月に69歳で亡くなった漫画家、谷口ジローさんである。


  ●1947年鳥取市生まれ。高校卒業後上京。
   漫画家のアシスタントを経て、1972年『嗄れた部屋』でデビュー。
    ハードボイルドや動物作品を手がける。1992年『犬を飼う」で小学館漫画賞受賞。
   1986年から断続的に連載された『坊っちゃんの時代(関川夏央共著)』が注目を集め、
   1998年に同作品で第2回手塚治虫文化賞受賞。
   主な代表作に『青の戦士』『事件屋稼業』『K』『歩くひと』『父の暦』など。
   最新作に『捜索者』がある。( 1999 )
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 ▼48歳の意識を保ったまま突然、
  14歳の過去に戻ってしまった男性を描く『遥かな町へ』は、
  欧州の3大コミック大賞を受賞した。

 2010年にはフランスで映画化もされている。

 パリで開いたサイン会には、小学生から高齢者まで幅広い層の読者が訪れたという。

▼日本では昨年12月、谷口さんの未発表絶筆を収めた作品集
 『いざなうもの』が刊行された。

 その最後に、亡くなる3カ月ほど前に手帳に記した一文が掲載されている。
「たったひとりでもいい 何度も 何度でも 本がボロボロになるまで読まれるマンガを描きたい」。


創作者の執念、魂がそのまま伝わってくるようで、胸を突かれる。
 谷口さんの新作がもう読めないことを、改めて残念に思うと同時に、
 日本の歴史や生活に根ざした芸術・文化の底力も感じた。
 ふだん、気にもとめずに味わう日常の出来事こそが、
 「クールジャパン」そのものなのではないか。


▼近年、日本を自賛するテレビ番組などが増えたと指摘され、
 それに眉をひそめる向きもある。
 確かにやり過ぎは恥ずかしいが、
 まだまだ日本には、自分たちでは気づきにくい良さや魅力がありそうである。
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★海外との比較が普段そうそう簡単にはできない環境に住んでいるのだから
 せめて海外の旅番組でも見て知識を少しでも増やし・・
 又、外国人が日本の何に興味を持つのかを見て驚くことも多い。
”YOUは何しに日本へ”という番組などでは

”忍者”・”漫画”・”古民家”などなど・・・
私から見ればはるか昔のことの様な事などに興味深々なのだなあ~!
頭を少し前時代に戻さなければいけないかも・・・。
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