日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

ガンバレ~!ヤンキース

2006年11月12日 14時24分43秒 | MLB
ポスティング制度でMLBを目指す「松坂大輔」投手の入札金額(西武が14日に発表する)が、アメリカのメディアから漏れてきた。「ニューズデー」(ニューヨーク)が、ヤンキースの入札額を1300万ドル(15億3400万円)と報じると、「スターテレグラム」(テキサス)が、レンジャーズの3000万ドル(35億4000万円)と報じると、「ESPN」(レッドソックス傘下のスポーツ専門テレビ)が、レッドソックスの入札額が3800万ドル~4500万ドル(45億~53億円)の巨額だったと報じている。東京マーケットで、放送権が売れると読んでいるようですが・・・。エンゼルスの入札額もヤンキースと近い額のようです。
ヤンキースは、松坂大輔投手の代理人「あのスコット・ボラス」氏(巨額長期契約を得意とする)に恐れをなしていたのでしょうか。いいえ、MLBで最高の売り上げ高を誇るヤンキースでも、その額は、350億円です。そして、選手に対する年俸総額は220億円、富裕税(高すぎる年俸に対する拠出金)が35億円ですから、入札だけに50億円は、考えられない高額です。その後の15億円*5年とかいう契約を考えたら、入札金額は安くて当たり前でしょう。
そこで、ポスティングの入札額をFA選手に振り向けることにしたのでしょう。これの方が確実に10勝投手に投資するには安上がりですから。ジャイアンツの「シュミット」やアスレチックスの「ジト」投手なら、10~15億円の3~4年契約でOKの筈です。
先発投手を補強して、5人~6人確立を急がねばなりません。しかし、松井入団の年にエースだったアストロズFAの二人「アンディ・ペティット」投手と「ロジャー・クレメンス」投手(松井入団会見に同席してくれた)には興味を示さないでしょう。

そして、レッドソックスで、松坂大輔投手が浮き上がらないかとの心配もある。現先発投手陣は、
J・ペケット(26)16勝11敗、5億1000万円
M・クレメント(32)5勝5敗、11億6000万円
J・レスター(22)7勝2敗、マイナー契約
C・シリング(39)15勝7敗、15億3400万円、’04年血染めのソックスで優勝を勝ち取った彼でさえ、この金額。
K・スナイダー(29)4勝5敗
T・ウェークフィールド(40)7勝11敗、4億7200万円、あのナックルボーラーでこも金額だよ。

気温の高い秋が終わろうとしている初冬の陽射しに誘われて、「野路菊」を撮りに行った。例年よりも早く咲き揃ってしまったようで、枯れかけたものもあったが、海岸の岩に絡みついた群生を写した。やはり、「野菊の墓」の風情はないようです。その野紺菊は、もうその季節を終わろうとしている。