日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

事件にイライラ!

2007年05月19日 19時54分23秒 | 残日録
事件発生から29時間も掛かって解決した愛知県の「人質立てこもり事件」には驚いた。
何よりも、最初に撃たれた交番勤務の巡査部長が、6時間も玄関先に倒れたまま放置されたのを、ヘリコプターからのショットで写され続けたのには怒りを覚えた。その長時間の間に死んだり取り返しのつかない事態になったらどうするのでしょうか?また、本当に痛ましいことに殉職者がでました。それについての愛知県警の対応は、以後の同種事件に、どう生かされるのでしょうか?幹部の記者会見の応対には、開き直りすら感じた。「解決までの時間がかかりすぎたのではないか」との質問に「長いという意味がわからない」あ~あ!
この世にある悪が凶悪化しているのは明らかです。「犯人射殺」ということによって、ある程度の犠牲が出ることにも容認する時代にきているとも思う。とにかく気に入らなければ、手段を選ばずとする気風ができてしまった。銃器所持を規制している国であるのに、どんなに多くの銃器が氾濫しているのか想像すら出来ない。暴力団1人に1丁と言われたのが昭和の時代なら、今や銃器売買が暴力団周辺にまで拡大しているようだ。
日本は、アメリカの銃器犯罪を笑えない。アメリカは正当に銃器を所持しているが、日本は、銃器所持が原則認められていない。それなのに銃器犯罪は多い。警官は、犯罪があると認識したときは、相手が凶悪犯で銃器を携帯しているとまで考えているほうが当たり前の世の中です。差別用語といわれようと「狂った人間」が多すぎる。母親の首を持って出頭した少年だって、テレビの解説者がどんな理屈を見つけようとしても、「狂っている」が、正しいのに。「切り取った手を白く塗り、植木鉢に刺していた」10000分の1でも、正常な心が見つけられますか。
そして、警官が銃を所持しているのは、見せ掛けだけではないはずです。ためらわずに、銃器を使用しましょう。この事件では、人質が自力脱出した時点で、間髪を入れず、催涙弾や閃光弾を打ち込み、解決にもっていって欲しかったです。警察は、正義を行って下さい!