仁義なき戦い！

球界の仁義なき戦いにはあきれかえるよ！

ジェレミー・パウエル投手（前巨人）を巡るオリックスとソフトバンクの争いは、パ・リーグ会長の事実上３ヶ月出場停止を含む裁定から一転して、コミッショナー裁定は、パウエルの、ソフトバンクの全面勝利と言えるものと変化した。

なんと後味の悪い「勝者なき裁定」と言える。後出しジャンケンでほぼ倍額の年俸を提示してさらったソフトバンクは一番「実」をとったが「仁とか義」を失った。
オリックスは、トンビに油揚げをさらわれたが、契約という詰めの甘さがあったとの感は否めない。残念だ。

こんな行為を許したり、混乱が続けば・・・日本プロ野球は魅力を失う。

ソフトバンクは、大いに反省しなければならない。それとも「異端児」の道を歩もうとするのでしょうか。

メジャーでも、ヤンキースの「ペティット投手」と「クレメンス投手」では、薬物使用について、大きく明暗を分けてしまった。
ペティット投手は、あっさりとそれを認め反省の態度を鮮明にした。一方大投手「クレメンス投手」は、公聴会での宣誓後にも、その使用を否定して偽証罪に問われようとしている。「不幸な時期があった」と認めていれば、許されたものを・・・残念です。　偽証罪は、５年もの懲役になることが多い。

仁義なき行為は、やがて己に返ってくることを肝に銘じなければならない。