日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

後始末

2008年12月15日 15時36分58秒 | 残日録
父死す・・は、2月だった。

今日は、年金の支給日だが、その父の始末である固定資産税(土地などは、相続によって分割していても故人名義で請求される)や県・市民税(これも年度替わりまで故人名義で請求がきて、相続者の誰かが納税する)を振り込む必要がある。

死んでも「納税」は、追っかけてくる。1年先までも。
相続税は、何人で分割しようとも、現金(預金)+資産(土地+家屋)評価額=8000万円以上に掛かってくる。税金は、分割割合によって相続人に比例分割される。

死後の始末を付けておこうと思っても、子供の為に立てた家は、生前贈与(生前無税)は2500万円まで、それも死後に名義人に合算されて相続人に相続税が掛かる。
「子供に美田は残さず」は、江戸時代の例えで、残された資産は、死後に碌なことがないとの言い伝えだし、「金持ち3代続かず」は、2代目が、なんとか言い伝えを守っても、3代目ともなると「唐様で書く3代目」となる。3代目が借用書を、道楽で勉強した達筆でしたためる様子だ。勉強しても碌な事はない。
しかし、京都に代表される「老舗」が、伝統を伝えているのは、道楽を許さない「秘伝」があるのかも知れない。

あの風邪がぶり返したようで、辛い。風呂を休んで早めに寝ようと思う。

不況?なんのその?

2008年12月14日 21時24分55秒 | 気まま日記
「百年に一度の不況」、「今だかって経験したことのない不況」とか喧伝される経済状態とは。

小さい菜園のための「ソラマメの支柱」や「えんどうの為のネット」などを買いに行った。(ホームセンター)
ついでに「老人クラブ」や「4人の同窓会」などの写真をプリント。(カメラ店)
ビニール紐や卓上カレンダーや封筒などの小物類(百円ショップ)にも寄った。

ほとんどの店が、普段見せたことのないような混みようであった。どこも大きな駐車場を備えているにも関わらずである。
数日前に「ボーナス」とやらが出たせいなのかな?世間では、一部大企業や官公庁を除いて、数万円~せいぜい2、30万円がとこが最大なのにである。
予定されている住宅や車のローンに大方が消えた筈なのに、世間の消費意欲は消えていないとは、恐るべき現象である。

これでは、給付金12000円(18歳以下及び65歳以上に、8000円加算)を、「そんな愚策ふふ~ん」バカにするな、と鼻で笑った庶民が、本当の姿であるんでしょうか。
先の愚策が2兆円。3年後の消費税アップが5%なら20兆円と先読みしている賢民が、こんなに喜んで消費している光景が信じられないよ。

駐車に手間取って、買い物に時間がかかったよ。通りかかったガソリンスタンドには105円(レギュラー)の値段が・・・。出光も5円の値下げを発表しているので、丑年一月には、100円を切ることも考えられるよ。車がうれないんだから・・・。




気力なし!

2008年12月13日 19時48分54秒 | 残日録
何がそうさせたのでしょう?

奈良でのプチミニ同窓会では、なんと徹夜になろうとは。
上野君の独演会も時間が経てば同じ事を繰り返し言っているのだが、相槌を求めるので、布団の中でも眠れないという最悪の事態となるのが毎回だ。
飲めないkunio_nikkiが、相手をしているのは、恐らく1升(1.8リットル)も飲んだのに衰えを知らない怪物なのだから・・・。720ml(4合)の酒、銚子3本、ビール6本・・・朝方にもビール2本なのだから・・・。愚痴で言っているのではない。底知れぬ不安感がある。
「飲んだら、あるいは翌日でも、絶対運転してくれるなよ!」と注意したが、どう受け止めただろうか。

体調が悪いにも関わらずである。翌日の気分は・・・言うまでもなく、船酔いかと見紛うムカツキが襲ってきたから・・・・。他の二人も同様そうは眠れなかったはずだ。また、次回再会ということになっても、今回の出来事を忘れさせるなにかがあるからいやになる。同窓会の魅力なのだ。
薬と携帯酸素とを持参だが、見かけ上の元気そうなのは、人の本当の病気を理解できないようなので、がっくりだ。

狭心症や病んでいるし、腰(ギックリ腰も完治せず)も宥め透かしたが、限界であった。帰りの電車の長かったことと言ったらありゃ~しない。(約3時間になる旅)嘔吐する恐れもあったので、ビニール袋を用意さえした。

帰っても、老人クラブの忘年会が今日あったので、準備には朝から掛かる必要があり、ゆっくりとは「綿のように眠る」とはいかなかった。朝には、チビ(愛犬)が、散歩に行こうと誘うし(6時半)、9時半から忘年会の準備~11時から2時まで忘年会であり、後片付けを終えて帰るとクタクタとなった。同時に写した写真を整理して、日付やメモを書き加えて明日にはプリントして差し上げようと思う。

旧友との再会へ!

2008年12月11日 10時45分07秒 | 残日録
一年越しの、約束された旧友(4人で会う)との「忘年会もどき」に奈良の山奥へ行く。(信貴山一泊)

非常に残念なことに、ギックリ腰を患ってから1ヶ月にもなるのに、スッキリしない。おまけに年齢の性か、狭心症の症状やら胃痛の症状も相まって、出かけることに億劫になる情けない精神状態だ。

しかし、寝転んでも出かけたい。他人の病状のことは理解できないから、酒飲みが飲まない人に酒を飲ませるのを躊躇しないと同様、理解されることはないだろうが・・・。

次回の舞台として、さくら舞い散る(桜吹雪)時期までには、なんとか体調が回復して、奴らを招待の約束をしたいものだが・・・・。
そして、気力で今から出かける。


突然の雨で・・

2008年12月09日 19時32分29秒 | 気まま日記
兵庫県花の「野路菊」を撮りに、自生地である的形の海岸に行った。

残念ながら、行く途中から降り出した雨に・・・、傘を差して写してもいいのが撮れないので、行き先を変更した。(崖の岩場に咲く野路菊は、可憐で凛としている。平地の群生はダメ。また、カンカン照りはダメなので曇りを狙ったのだが)

それが不幸の始まりであった・・・。絵柄が並ばない不幸があって、本屋に行った。「あさのあつこ」(「バッテリー」(野球小説)で有名作家)の「弥勒の月」(なんと時代小説)など、数冊の文庫本を買った。高い買い物となった。3万円のタバコよりましかな!

全市一斉清掃日

2008年12月07日 19時18分22秒 | 気まま日記
居住する中核都市の「全市一斉清掃」に参加した。

地域の自治会、老人クラブ、子供会が参加して、地域の道路及び側溝のゴミ拾いが目的であった。春に行われる「溝掃除」での泥上げでないので、体力的には楽であったが、如何せん寒波の残る朝であったので、閉口した。

12月にもなると、次々に押し寄せる「地域の行事」や「生きてきた環境の行事(同窓会や趣味の会)」や「家庭の行事」と相まって忙しいこと、々。

数日間、全く動けなかった「ギックリ腰」の日々が、懐かしくもある。外出できない日々、トイレに行くのさえかなりの時間を要したから、人生最大の「ギックリ腰」(持病のように2~3年の間隔をおいて襲ってくるが、今回は痛みも治ってくる時間も以前にはなかった感覚であったから)が、ぶり返すことのないように用心しなければならない。

かくして、年末を無事に迎えられた訳だが、来年度の年末を約束されたものではないので、「日々健やか」を心がけねばなるまい。
若い人にとっても大変な時代に突入して、未来を約束されたような平穏無事な日常ではないので、若い人たちが、なんとか生きがい持てるような社会を、格差社会を目指す政治を改めて欲しいものです。

【雇用形態の複雑化を許した政治は、格差社会(身分社会、正社員にいらない社会)を生み出し、そして、平等化あるいは取りやすい形態の税金である消費税(近年中に8~10%?)でもって益々格差を生み出そうとしている。日本が変わってしまった。残念!
アメリカの破綻した巨大資本が、考え出した燃料の高騰は、バイオ燃料という穀物の消費で、下層階級の食料さえ燃料にしてしまったが、原油の暴落というしっぺ返しで、食料を取り戻しつつあるのが救いだが・・・。】
ありゃ~!表題とちがって、愚痴が出てしまったか。申し訳ない!

寒い寒い!

2008年12月06日 12時11分40秒 | 残日録
今日迎えた朝は、ことのほか寒かった。

暖かい気候に慣れた体に、真冬の気温(前日比-10度で7度)がやってきて老いた体では、体温調整に戸惑っているようだ。やぐらコタツやらストーブやらが、役立ってくれた。

「寒い朝」♪♪と言えば、昭和37年(1962)だから、46年も前のヒット曲だ。和田弘とマヒナスターズ+吉永小百合だって、随分年老いたものだ。サユリストにとって、偶像崇拝のようなものだから、いつまでも年をとらないものなのでしょう。いくつものコマーシャルにも起用されているから尊敬に値するよ。

寒い朝(作詞 佐伯 孝夫)
北風吹きぬく 寒い朝も
  心ひとつで 暖かくなる
  清らかに咲いた 可憐な花を
  みどりの髪に かざして今日も ああ
  北風の中に 聞こうよ春を
  北風の中に 聞こうよ春を

同じ時代に青春を過ごしたkunio_nikki(もちろん小百合君が若い)にとっても、スターでもある。しかし、それから、46年にもなろうとは・・・・!驚きだ。
同窓と会って、青春時代の話が咲いても、安保や騒然とした世相の時代で、それを謳歌したという話は、少しだけなのが・・・それが青春だ~!

11日には、彼らに会いに奈良(上野君の故郷)へ行く!

体調回復へ

2008年12月03日 12時41分26秒 | 残日録
ギックリ腰も、患ってから19日にもの長きに至った。

回復も中途ながら、少しは楽に動けるようにはなった。しかし、腰の重いという感じは残っている。
これが、ギックリ腰になる前兆でもあったから、これからが大切でもある。
しかし、明日より寒くなる週末は行事(全市一斉清掃)もあるので心配だ。
なにより、学友が集まる奈良行き(11日~12日)には、這ってでも行かねばならぬ故、再発には用心、用心。(おみやげさえ用意しているのだが・・・、これが重いので心配・・・。日本盛でラベル特製・・両手に余る・・・自動車ではないので・・・腰が・・)
そして、老人クラブの忘年会が13日。なぜか「老人会」が「老人クラブ」と名称変更されたが、ちっともうれしくない。高齢者や枯葉マーク(運転用の俗称)などの、のけ者然とした名前にも抵抗がある。

「おじいちゃん、おばあちゃんくらぶ」の方がまだいいや。
かくして、表題の「日向ぼっこ」で日暮らす日常が欲しい、欲しい。

忙しいかな師走!

2008年12月01日 16時05分33秒 | 残日録
「師走」の声を聞いた途端に老齢の身にも忙しさがやってくる。

5日は粗大ゴミ出しで、1年の垢を整理する必要がある。7日全市清掃活動で老人クラブから出る必要がある。ゴミ袋片手に道路清掃に借り出される。
11日~12日(一泊)には旧友との奈良、信貴山行きがある。13日は、老人クラブの忘年会。・・・・等等・・年末、役員改選打ち合わせと続くのだ。個人的な予定も目白押しである。

表題(日向ぼっこ残日録)のごとく縁側で日向ぼっこで過ごしたいのに・・・、
なんということだ。先月中旬に患った「ギックリ腰」の按配が良くないので、ギリギリ宥めすかしながらの日常なのになあ!
生活するということは、家庭内においても、地域においても「わしゃ知らん」とは行かぬものらしい。かくして、老齢の駄馬にも、容赦のないムチが振るわれるのだ。あ~あ!
生きるって苦しい=「苦しきことのみ多かりき」(林芙美子)の心境が痛いほど理解できる。