クラムボン日誌

帯広市にあるフリースクール「自由学舎クラムボン」の日々

面接と勉強

2016年01月28日 20時57分44秒 | 日記
クラムボンの中から天気がいいなぁと外を見ていたのですが、
電線がすごい揺れていました。
風が強いんだなぁと思って見ていたのですが、
お迎えにきた小学生YくんとHちゃんのお母さんが揃って
「風がすごい冷たい!」と話していました。
お見送りの為に外に出たら本当に冷たかったです。
天気がいいからって暖かいとは限りませんね。
まだ寒い日は続きそうです。

今日の居場所クラムボンはその寒さに
みんな気付いてか外には出ないで室内でのんびり。
学校の先生から面接練習ノートを受け取ったMちゃん。
これで面接の練習をせねば!ということで、
とりあえずは志望動機や自分の長所と短所などを書くことに。
書きながら将来の夢は具体的にしとかなきゃねとインターネットで調べもの。
調べれば調べるほど難しくなってきて気付けばぐったり。
終いには「勉強してた方がずっと楽!!」と言っていました。
確かに自分と向き合うことと無心で勉強することだったら
勉強の方が楽かもしれないなぁと妙に納得。
頭を悩ませながらも少しずつ進めていたのでした。お疲れ様です。

夕方からはおびひろゼミナール。
こちらでは3年Mちゃんが短歌のレポートを行っていました。
教科書に載っている短歌で好きなものを選び、
それの現代語訳や時代背景、歌人について調べてまとめるというもの。
Mちゃんは紀貫之の「人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける」に決定。
それの現代語訳は「人の心は知らないけれど、故郷の梅の花だけは同じ香りがします」という感じ。
それを見てMちゃんの感想・・・「においフェチ?」。
現代中学生にかかると紀貫之もにおいフェチになってしまうのです。なかなかのものですね。
その後人の心はわからないけど
匂いは結構変わるよねなんて話で女性陣は盛り上がったのでした。
小野小町の短歌についても「乙女だ~」とのこと。
昔の人は短い文章の中に思いを馳せていますね。

そして不登校相談会のお知らせです。
北海道フリースクール等ネットワーク主催の不登校相談会が開催されます。
今年度の開催はこれが最後になります。
不登校について悩まれている方のお話を不登校の親の会やフリースクールスタッフがお聞きします。
札幌での開催となりますので、帯広からは少し遠いですがお時間ありましたらお気軽にお越しください。
日 時:1月30日(土)13:30-15:30
場 所:かでる2・7 510研修室(札幌市中央区北2条西7丁目)
費 用:無料
問合せ:北海道フリースクール等ネットワーク 担当 高村
電 話:011-743-1267 ファックス011-743-1268
Mail:fs_net@voice.ocn.ne.jp
コメント
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