くろじいの独り言

ハイアットライフタイムグローバリスト日記
   World of Hyatt Lifetime Globalist

再びアロマフレスカへ

2008-08-06 | イタリアン
前回季節の料理を頂いた南麻布のアロマフレスカ
今回は定番メニューを味わいに訪れた

一口アミューズ鰻のスモーク 本当に一口の大きさなんだが、口の中に広がる味わいは奥深い

何ともゆっくりとした時間が過ごせるのもこの店の魅力
サービス、料理が運ばれる間合い、雰囲気全て上々

タラバガニの炙り、穴子の香草蒸し、海藻のスープ

このような創作イタリアンには賛否両論あるとは思う、だけど日本の食材を使って日本ならではの味わい深いイタリアンがあっても良いのではないか?だからこそ小手先の創作は通用しないとわかるんだと思う

              
ただ単に皿数を多くして誤魔化すのではなく、どれもこれも綺麗でしっかりとコンセプトがある味わい

ワタリガニのスパゲッティ

           
        絶妙のタイミングで出される口直し


メインの牛のビステッカ 炭火で40分以上かけて焼かれた上質の牛は一見生に見える しかしこれが極めて美味しい
火入れの巧みさには脱帽











    バジルのラビオリに続いた白子や地蛤


アロマフレスカには、この定番と年数回変わる季節のメニューの2種類しか存在しないと前にも書いた。
永遠のマンネリなどと言われていたりもするが、数ヶ月先まで予約で一杯のアロマフレスカに、人気のこの定番がずっと存在し続けるのはなぜだろう?
それはいつ行っても安心して食べられるということにも存在価値があるんではないだろうか?
そしてこのボリューム溢れる定番コースが、一人1万1千円という破格で提供されることには驚くばかりである。
金をもらっても二度と行きたくないような名ばかりの店が多い中、「店」として一本筋が通っているお薦めイタリアンだと思う。
また食べたくなるんだろうな~