キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

24日・ミニモト最終戦

2006-12-26 17:35:46 | レース参戦・観戦

朝から好天気・・少々風はあったかな~
本当に寒くなりましたね。

今日は、まれにみる台数がエントリーです。
とっとと、受付&車検を済ませます。
50ビギナーAクラスは、予選があります。
決勝は2クラスに分けてのレースとのこと。
65ボーイズも26台フルグリッド状態・・・すばらしい!
公式練習での調子は・・・最高!・・これだったら行けるかな~?

今回は直人のレース状況をメインで報告させてもらいます。
午前H1の最初のレースは、65ボーイズです。

全体が撮りきれない台数。
割り箸引きで・・・初のビリくじを引いた直人。
当然ですがみなさんの一番嫌がる奥(イン側)しかあいていません。
直人もこれにはスタート前からへこんでましたね~
直人はスタートが下手ですから、後続からの追い上げになることでしょう。

スタートしてみると・・想定外?・・これがまた良かったんですよ!
一気にイン側をなめて、1コーナーに入っていきます・・・しかし後続からは雪崩のようにキッズが進入して来ます・・ヤバヤバ。
なんと直人7~8番手で1コーナーをクリヤー・・・よっしゃ期待が持てます。
しかし今日のエントリーキッズは、数名の強敵がいますから、付いて行ければ大合格。
上位に入ればたいした物でしょう。
レースは進みますが中盤では6番手。
抜けそうで抜けません・・ただ、練習の時の走りとは違い、コーナーでの立ち上がり・ストレートの各ポイントで、アクセルの開けが明らかに遅い?
1メートル遅れればストレートで2メートル以上放されます。
フープスも進入速度が遅いんですよ?
手前の左コーナーでこちらも開けるのが遅いことが全体のバランスを崩しドンクサ状態。
ま~当然ですが・・ブチブチブチブチブチブチ・・沸き始めます。

見ていて思ったこと・・”この野郎、足なんか上げてないで、死ぬ気でアクセル開けろ”
結局、抜かれる事は有っても抜く事できずで・・終了。
ま~病み上がりだからな~と、思い・・・軽いお小言で65スーパーに期待します。

65スーパーは11台。
スタートはアウトから2番目。
真ん中位の順位でゴールだったら大合格。
スタートは、下手くそ!
トップ集団は、予想通り・・・速い。
どんどん差が開きます。
直人は、付いて行くどころかビリ争いで、バトルすらまともにできません。
65ボーイズの時より乗れていません?
後半、明らかにエンジンの音が違います?
直人・・・レースをあきらめた様子・・もう見ていられなくなり、車の所に戻ります。
そんな感じで写真は無し。
コースを横切っていると周りのパパ&ママの視線を感じます。
きっと”あら~なおパパ・・かなり怒っているな!”って、ところでしょう。
結局、結果はブービー・・話にならん。

戻ってきた直人は、座っている私に、すでにビビッテいますが、大人しく話せる状態では無い・・わ・た・し。
病み上がりですから手は出しませんが、小さな声でおどかしまくります。
これで、後半まともに走れなければ、正月休みは久しぶりのスパルタ特訓です。

嫁は、”病み上がりで体力が落ちているのだから同じように走れる分け無いし、無理をして怪我をしても大変だよ・・直人だってがんばっているんだよ”と、クレームを入れますが、聞く耳持つ・・わ・た・しでは無いことは、お仲間がよ~くわかっていますよね~・・・って!
怒鳴らない分、いつもより怒りが収まりません。
直人の実力は私がよ~くわかっています。

お昼を食べますが、直人はやはり食欲が無くいつもの半分も食べずに・・”ごちそうさま”

65ボーイズのH2です。
今度は、H1の順位で場所を決めていきます。
良い場所をキープ・・・”おめ~今度の走りも同じだったら、サンタは来ないからな・・わかってんだろ~な~・・根性決めろよな”

と、威かしをかけてのスタート・・・良かったですね~
しかし、この台数が一挙に1コーナーに突っ込みます・・ほこりで状況がわかりません?
直人は7~8番手で出てきます・・・H1と同じ展開?
しかし、コーナーでの駆け引きは、かなり良くなっています。
前のキッズの動きをよく見ていますね。
転倒しも冷静に動きを見て、うまく交わしていきます。
そんな感じで、徐々に前へと出ていきます。
しかし、フープスの進入は、やはり遅い。
今回は真剣に動向を観察していたので、直人もこっちをチラ見しています。
チャンスの時は、手で合図を出します。
しかし、トップ集団には付いて行けませんでした。
そんなこんなで・・フィニッシュ・・総合5位。
今年の直人は、5位ばかりです。

自分もどう話したら本人が攻めの走りに集中できるかをよ~く考えて・・・”直君・・リヤがみんなのより滑っているようだからアクセルを開けても前に進んでいないんだよ・・リヤタイヤの空気を限界まで抜いたから、べらぼうにグリップするようになるからしっかり開けても大丈夫だよ・・・だから、イケイケで走れな・・”と、話をしました。
直人は、”じゃ~心配しないでアクセルを開けてみるよ”・・と言ってました。

65スーパーもアウト側を選択・・・スタートです。

スタートの上手な#8下村君に続き1コーナーをクリヤー。
最初の周もいい感じで走っています。
しっかり攻めの走りですが、このクラスに出ているキッズは、来年のキッズスーパークロス65のシングルゼッケンキッズも多数いますから余談は禁物。

しかし、集中力も良く、前で大きな接触が有ってもうまくラインを交わしパス。
順位を少しづつですが上げています。
コーナーの立ち上がりも・・申し分なし!
転倒のアクシデントで後続となったキッズも黙っちゃいません。
どんどん直人に接近してきます。
コーナーでしっかりブロックしますが、フープスで抜かれます。
KTMの足は、さすがすばらしいとしか言いようが有りません。
いいところを走っていましたが、5位でフィニッシュ・・・総合8位。

しかし、戻ってきた直人は、ニコニコです。
”パパ~ど~だった~?”
”ん~良かったよ・・リヤだってあまり滑らなかったでしょ?”
”本当に、グリップが良くなったから、早めにアクセル開けても大丈夫だったね”
”直君・・・タイヤの空気は抜いてないよ!”
”え~本当?”
”ごめんね、直君に暗示をかけたんだよ”
”・・・・・”
”でも、あれだけの走りができたって言う事は、それだけの実力が直君に有るのに、出して走っていなかったって事だよ”
”・・・・・”
”パパは、直君の実力を知っているから、こんなはずじゃ~無いと、思ったから直君に嘘をついたんだよ!”
”そ~か~・・・でも、上手に走れた~・・・”
”ま~自分で今日の走りをよ~く、考え直してごらん”
今回の判断がこれからの直人にどのような影響を与えるかは、私にもわかりませんが、何かに気がついてもらえれば、今日のレースは参加し、走った意義が有ると思います。

2006年度のミニモト最終戦は、これで終了。
年間ランキングは・・?

しかし今日は、これで終わりではありません!
表彰式後は、八瀬塾のイベントをします・・・
さ~何でしょうか?

続く・・・・