その前に・・・2009年キッズスーパークロスの固定ゼッケン発表&ゼッケン申し込みが、12月1日からはじまっているのを皆さん知っていますか?
ビッククルーのホームページから、2008年間固定ゼッケンリスト(直人の#47時代のフロントゼッケンがのっている所)から入り、キッズスーパークロスをクリックして、申し込みができます。
希望の番号を取りたい方は・・・・お早めに!
直人は今年の夏にYZ85を購入すると決めた時点で、85最初のゼッケンは#77と決めていたんです!
その理由は、直人が目標としている!キッズモトクロスの神と信じている、虎太郎くんの今年のゼッケンです。
来年は絶対にシングルゼッケンになる選手ですから、どうしてもこの番号をしょって戦いたいと・・・ず~と思っていたんです。
それがそれが・・・・・一足遅かったようで・・・・・・がっかりと言いますか、落ち込んでいました!
で、直人のゼッケンですが・・・
あずがレーシングチーム鷹の#60IA中島選手が最近お気に入り!
とても楽しくて面白くてやさしいお兄ちゃんだそうで・・・大好きなんだそうです。
しかし直人・・・来年IAで戦うことになっている#73松下君も大好きだしな~
と・・・少々家族で話し合いをした結果・・・・
#60となりました!
上の書き込みをして数分後・・・突然、11時ごろビッククルーの事務局から私の携帯に連絡が入ります。
今、#77を取った方から連絡をいただきまして、”50クラスと間違えたので、取り消して欲しい”
で、”直人君は#77がいいんですよね?”
やった~・・・超超超ラッキーで#77です。
間違えなく直人も喜ぶ事でしょう・・・安心しました。
子供にとってのゼッケンは、親が考えている以上に重いものです。
これだけで、来年のモジベーションが違ってくると言ってもいい過ぎじゃ~ありませんからね~。
直人の場合は、今年#12。
周りからはシングルの実力と、言われても事実・・12です。
毎年、シングルゼッケンがチャンピオンになるパターンですから・・・
この悔しいゼッケンで今年1年・・・絶対に勝つ。
で、直人は良い意味でゼッケンが力に変わって、がんばれた1年と思っています。
で、本題のH2・・・
またまたその前に・・・H1最後の1周、ゴール手前のたこつぼ進入時、直人は油断をして転んだようです。
しかし、後続が全く見えないことであわてなかった・・と、レース後、話していました。
気を抜く事が、事故になり怪我につながる事をわかっていて・・・で、注意!
H1のスタート前、今回撮った写真はこの2枚!
午前中のレースで、コースにも大きな深いわだちが沢山できています。
ラインをミスれば・・・アウトです。
スタート地点も荒れていて・・・かなりの注意が必要。
H2も早い物順で場所を取ります。
今回も出遅れて・・・真ん中あたりに止めます。
スタート台のところが、タイヤで深い溝になっていて、一気に出ると・・そのまま棹立ちになってもおかしくない深さ。
直人にスタート台は優しく出て、それからしっかり開けて、イン側を取れ・・・と、指示。
ところが・・・スタート・・のんびり・・それはちがうだろ~?
で、もまれる手前でイン側に付き・・・6番手ぐらいで1コーナー。
1コーナートップは#103?#3のどちらかでした。
その後の2つのコーナーで前に出て3番手、前の2台にぴったりと付けて抜きの体制です。
路面が悪いですから、一気に前に出ないと後がやっかいなのは本人もわかっている事ですから、早々に勝負をかけると見ました!
予想通りで、フープス手前のジャンプでラインを変えて一気に加速、前を狙いますが・・・見事に前転!
下腹部を押さえてうずくまっています。
まーシャルさんが直ぐに直人を助けてくれたのですが・・走り出す気配は感じられません。
私が見ていたところからは一番遠い場所での転刀E・・・ま~自分のミスで前転してるんだから・・・自業自得と思いました。
鷹のお仲間・・伊藤ちゃんがダッシュで走ってくれて、直人の状態を確認してくれています。
バイクも本人もコースアウトさせます。
少しして落ち着いたようで、本人から走るとの希望が出て、エンジンをかけますが・・かからない?
どうやらコックがオフになっていました?
私”え~誰がオフにしたんだよ~ふざけんなよ~”
瞬間湯沸かし器ですから・・・・ぶち切れます。
やっとエンジンがかかって2周送れぐらいで再びコースイン。
ところが10メートルぐらいか?走ってエンジンストール?
直人がこっを向いて叫んでいます?
さらにキックを踏み続けますが・・・かかりません?
トップ勢か?コース内はヤバイと判断し、伊藤ちゃんも手伝ってくれて、外にバイクを出します。
直人・・・必死にキックを踏みますが・・・あわてているので、手先だけと言った感じで踏んでいるもんで、いくらやってもかかりません。
”おい、最後に力を込めて踏めよ~”と、横で怒鳴ります。
”やってるよ~”と、怒鳴り返す直人・・・・再び・・ぶち切れます。
私は日ごろから・・・キックは、最後の踏み込みのところから、前にけりだすようにし、その時一気に力を込めろ・・・と、話しています。
これがあわてると、子供って出来ないんですよね~
でも、これって非常に重要な事なんです。
体におぼえさせないと、絶対に勝つ事は出来ません。
転倒してしまうのはしょうがない事ですが、そこからどれだけ早くエンジンをかけて再スタート出来るかで、まだまだ勝負をかけることが出来ます。
怒鳴る直人をバイクから引き摺り下ろし”絶対にかからないな?”で、2回目でエンジンをかけます・・・・”てめ~かかるじゃね~かよ~・・かかっただろ~・・いつも言われてるようにかけられね~おめ~が悪いんだろ~が~”で、ヘルメットパンチ数発&けり。
泣きながら再出発!
私は、基本的に練習時もそうなんですが、手を出さないし、助けません。
本番を想定して、練習でも直ぐにバイクを起こして再スタートしろ、もしくは体がヤバイと自分で思ったら、コースの外に速攻で出ろ・・と、常に話しています。
それにしてもコックがオフって・・・そんな事も頭から離れずイライラ。
最初に見ていたところに戻ってコースの中を・・どこだ~直人は?
で、飛び込んできた光景・・他のキッズとからんで転倒していました。
転倒かはわかりませんが・・・よけいイライラ。
H2が終わりました。
非常に後味の悪いレース。
車に戻ると、落ち込んでいる直人。
私はこんな奴・・・無視。
イライラが収まりません・・・で、片付けはじめます。
そんな時、様子を見ていたお仲間・・・”コックってマーシャルが閉めたんじゃ~ないのかな~?・・・いくらなんでも、ここからスタートして、あそこまでガソリンが持つとは思えないけど・・・?”
よ~は、直人が再スタート出来るような雰囲気が無かったのを見て、気を使ってくれて閉めてくれたのでは?・・と、言うのです。
嫁も隣で”私もそう思うんだけど”
そこで私は・・・・あ~
そんな事を言われないと気がつかなかったことが、本当にはずかしかったですね~
直人のキックとは別の話ですが・・・まずその通りでしょう。
コース脇に転んでいる様子から、私も再スタートは無理かな?と、思いましたからね。
お仲間のおかげで少々気持ちが落ち着いて、H2の結果を確認します。
ビリから2番目。
あ~ビリじゃ~なかったんだ~
総合優勝は#3りょうすけくん。
で、直人は総合9位。
一段楽していると、鷹の伊藤ちゃんが直人の様子を見に来てくれました。
伊藤ちゃんの訪問に喜んだのは・・・あず。
沢山遊んでくれる伊藤ちゃんが大好きなんです。
直人に声をかけ、励ましてくれています。
鷹にはいい先輩がいっぱいいます・・本当にありがたいことです。
”キッズの世界には、子供をぶっ飛ばす普`いお父さんがいるって聞いた事があるんですけど・・・こんな身近にいたんですね~”との話に、直人は”こんなのたいした事じゃ~ないよ~軽いほ~だよ~”と、さらっと答え・・・伊藤ちゃん、絶句!・・・申し訳ない!
直人の最後はブービー・・・で、65クラス卒業です。
ま~今では、直人らし~かな~とは思いますね~
記憶には絶対に残るレースだった事は間違えありません。
表彰台には立てませんが、ダースポ祭り・・・商品がてんこ盛り。
最後の最後まで帰れません!
でも、もっと記憶に残るような事が、帰りに起こってしまったんです!
キッズモトクロスを始めて、2回目の大アクシデント!
私の45年の人生で、思い出したくない悪夢の記憶が思い出せれます!
続く・・・