３日、少々早めに会社を早退。
７時ごろ出発・・・ＳＵＧＯに向かいます。
我が家はトレーラーを引いての遠征ですので高速は中型。
ただになるよ～って、言われたんですが・・・条件が明らかに違うのに、ごねて高速料金をただに？は、少々道徳的に・・・子供にも説明できない事は親としても、できないですからね～
貧乏我が家は、いつものように全線下道で行きました。
真っ直ぐ向かって８時間半・・・何とか４時前にＳＵＧＯの３パドに車を入れて・・・仮眠。
直人も久しぶりのＳＵＧＯで、かなりやる気マンマンでした。
でも、このやる気が・・・なんですがね～？
４日・・・練習。
１本目・・・路面の状態確認～だんだんとスピードを上げての練習。
サスのダンパー・タイヤの空気圧の一部変更などなど・・・で、終了。
２本目・・・タイムアタック開始。
コースに入り１０分ぐらいですかね～
大坂上り前のわだち・・・直人の前にも何台もの転唐ｪ見られたんですが・・・まさか直人が？って感じで気にもしていませんでした。
ところが・・・直人も・・・わだちの餌食にあいました！
フロントタイヤを引っかけて・・・そのまま前転！
直人もYZの下敷きになってもがいています！
正直、バカやろ～何やってんだよ～ふざけんな～・・・って、思いました。
コース横で見ている私に対して、助けを求めるようなジェスチャーをしていたんですが・・・さっさとバイクを動かせ！・・・のジェスチャーで返しました。
ふらふらしながらコースを徐行・・・
半ベソで・・・手首と背中が痛すぎる・・・と訴えてきました。
”てめ～ふざけんなよ～あんなボンミスで路面に取られて転んでるんじゃ話になんね～よ～”と、こっちはお怒りモードでした。
車に戻り、直人の状態を確認。
直人”多分、折れてると思う”え～～～～～～～本当かよ～～～～～？
歩いて医務室。
”多分、骨は大丈夫ですね～打撲かな～”ってな感じで、シップをいただき終了。
直人、あ～～～よかった～～～～折れてないって！と少々、ホッとした様子。
でも、痛みが激しかったので、こんな時に飲むための痛み止めを飲ませて様子を見ました。
ま～結局、この日はこれで終了。
昼過ぎ・・・手首もそれなりにはれてきます。
これって、レース出れんのかな～やばくない？
な～んて、感じになってきました。
今回のＳＵＧＯ遠征は、全国大会出場と、もう１つ大きな目的があり来ていました。
あるチームの監督さんから・・・”無理させちゃ～だめだよ、今回はやめときなさい”と、怪我の状態を見ての判断でした。
手首はライダーにとって本当に大事なところ、特にここに痛みや故障を抱えると、選手生命も終わりだよ・・・との話を聞きました。
痛み止めを飲んだことで、直人も落ち着き・・・痛みが無い事で大丈夫だよ～折れてないんだから・・・的な感じでしたけど・・・
この監督さんの言う事を素直に聞いて、今回の全国大会出場を見合わせることにしました。
その晩、いつものように仙台の皆さんと一緒に楽しい夜を過ごしてから・・・就寝。
直人、寝返りで痛みが出るようで・・・なかなか熟睡できない様子でした。
翌朝の５日。
朝の直人は・・・テンションダラダラ。
手首以上に、背中の痛みが強いようで、右腕を肩から上に上げると呼吸のタイミングで激しいどん痛がありかなり痛い・・・って、言い出しました。
ま～昨日の寝ている状態から想像はできましたけど・・・コースで１日、しっかり先輩やライバルの走りを見ろよ・・・ってな感じでした。
関東のお仲間からは、直人、走らないの～？とか、そんなに怪我の状態が悪いの～？なんて、声をかけていただき、全国大会はリタイヤすることを皆さんに説明しました。
こっちもあきらめた分、バイクの用品やバイクもトレーラーに積んで、いつでも帰れるように準備しちゃいました！
ところが夕方・・・受付・車検だけしてから、翌朝にリタイヤ届けを出した方が参加賞がもらえるし・・・って、話になって・・・あわてて本番車をトレーラーから下ろして・・・受付・車検！
３パドから２パドを通り抜けしているところを皆さんが見ていたようで・・・
やっぱ直人は走るんじゃん！って、思われた方も多かったようですね。
その晩、お風呂から戻り・・・またもや宴会！
直人・・・”折れてないんだからテーピングで走れるような気がする”
”やっぱ出たい”と、言い出しました。
どうやら、どこかのパパにテーピングで痛みをおさえられるような話を、聞いてきたようでした。
監督さんが言っていた事、無理して今回さらに手首の状態を悪化させたら、２０・２１日のキッズも出られなくなる可能性だってある事。
それに、最低でも入賞する気で来てるんで、参加する事に意義は無い。
怪我を抱えて、勝てる相手のレースじゃ～ね～だろ～？
ましてや、走って予選落ちじゃ～～～リザルトだけ見れば最悪だぞ～
怪我をしていようが、してなかろうが、普通にリザルトを見る人には関係ないからな～
そこまで無理して出たとしても、結果は今からわかってるようなもの。
みっともないリザルトを残すんだったら、しっかり怪我を治して次のリベンジで勝ちを自分の力で取れ。
と、言ってやりました。
本人の気持ちは痛いほどよ～～～くわかりますよ～親ですからね～
エントリーリストを見て、メンバーを見て・・・本当にやる気マンマンの発言を家でもしていましたからね～
このメンバーで、一緒に戦う事を本人が一番、楽しみにしていたんですから・・・痛いほど伝わってきます。
だからこそ、少々厳しい言い方をしましたが・・・あきらめさせたんです。
今回、出場すらできないという悔しい結果に、応援に来てくれた方々には、本当に申し訳ないことをしたな～と、感じています。
後輩が手作りで持ってきた、大きく直人の名前が入ったうちわを見せてもらった時は・・・少々胸が熱くなりました。
良い仲間に恵まれて直人は幸せ者です。
本当にありがとうございます。
毎度毎度ですが、仙台の皆さんにも色々とご心配をかけてしまい、申し訳ない気持ちです。
でも相変わらず、夜のお話は楽しかったし、被災地の現状・被災した時の事をまたまた色々と聞けた事は、有意義な時間だと思っております。
本当に心から・・がんばれ東北・・
追伸：昨日、直人を念のために近所の整形外科へ行かせました。
夕方電話で”手首にひびが入ってるから２週間～３週間だって～”え～～～～～最悪じゃん。
本人が折れてるかも？って～のが、当っていたんですね～
速攻、村尾先生に電話・・・
本日、診察してもらうことになってます。
キッズの２デーズに出られなくなったら・・・本当に今年も最悪の結果になっちゃいますからね～
親があせると、ろくなことにならないのもよ～くわかっていますから・・・村尾先生の診断に従う事にします。