キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

MFJ関東モトクロス選手権 第3戦 山梨大会 NA2決勝

2013-05-09 14:53:57 | レース参戦・観戦

    2013年5月9日(木曜日)

     

    昨日は、妹のあずのお誕生日でした。

    先に欲しいものを決めていたあずは・・・すでに購入済み!

    我が家では、自分があまり食べないので、連れて行くことのない・・・焼肉屋さん。

    あずのリクエストでした!

     

    気分を入れ替えての・・・

    NA2・・・決勝。

    予選の時と、あまり変わらないセンターを選択。

    今回も、バッチリスタートで前に出られれば、確実にチャンスはあるな~?

    なんせ、抜きにくいコースだ?って、本人も言ってましたからね~

     

    正直、この時点では、あまる直人の体の心配はしてませんでした。

    体の状態以上に、本人のやる気を感じていたからです。

   

    さ~スタート!

    タイミングは良かったんですけど、左右によろけるような感じで、その先の伸びが路面に食われて今一でしたね~

    中盤?ってな感じで、1コーナーのほこりの中!

    ”あの様子じゃ~10~13番手かな~?”な~んて思って見ていると、デカジャンプから飛んできた直人の順位は・・・6~7番手ぐらい!

    思ったよりは、1コーナーでのライン取りで、前に出られたようです。

    バッチリ先頭集団!

    こりゃ~チャンスありか~?と、期待しました。

   

    1周目・・・

    先頭集団は、この時点で4台が争い、すでに後続との差をひらいて抜け出していました。

    ほとんど感覚のない状態で直人は・・・4番手。

     

    誇りがひどい状態なので、前の3台のほこりが影響すると・・・こりゃ~早めに前に出ないと不利だな~?・・・と感じました。

    1チャンス?それとも自分から奥でしかけるか?

    戻って来る様子で、その先の展開を想像するか~?

    な~~~んて、余裕ぶっこういて・・・見てたんですが・・・・

   

    奥から下りで、もどるところが、所々でチラチラと見てたんですが、順位は変わってないようでした。

    奥から戻り・・・

    ゴールライン裏にジャンプしながら・・・3番手ライダー

    ”あ~前転する”・・・って思った瞬間・・・

    その後ろを、ピッタリと走っていた直人に、目がいきませんでした。

    直後、スタート裏で見ていた人達の・・・あ~~~~の悲鳴!

    自分は、3番手のライダーが、やはり転倒したんだ~って思いました。

     

    ところが・・・・

     

    ゴールラインに現れなかったのは・・・・

     

    直人!

     

    全く出てきません?

    スタート裏で見ていたお仲間が”なおパパ~直人やばいかも?直人が前転して、バイクの前に投げ出されて・・・”と、叫んでいました。

    うあ~こりゃ~えらいことになってるのか?

    こっちも慌ててスタート裏に走り出すと・・・のろのろ走りながら直人が奥から出てきたんです。

    見ていたお仲間の話では・・・ジャンプ後、完璧にフロントが下がり、直人自身がバイクの前に飛び出してしまい・・・頭・右肩って感じで地面に叩きつけられた・・・そうです。

     

    コースアウトしてきた直人・・・完全に目が飛んでます。

    バイクも、ハンドルまわりがえらいことになっていて!

    バイク自体、とてもとても走行を続けるような状態じゃ~ありませんでした。

     

    ”直君・・・痛いとこは?”

    右肩を黙って抑えてました。

    ”も~ケチのつきっぱなしだから・・・やめよう・・・あきらめよう・・・な~直君?”

    そんな会話の中、まわりのパパ達は、直人のバイクの状態を見て・・・なんとか手で、ハンドルまわりを、走れるように戻らないか?で、必死に頑張ってくれていましたけど・・・

     

    あ~こりゃ~このまま、リタイヤだ~
    と思いました。
    虚ろな目なながらも・・・”最後まで走らせてよ~ね~お願いだからさ~なんとかバイクを直してよ~”と、言われました。
    周りのパパ達も・・・

    ”え~直人・・・大丈夫なのかよ~?”

    ”え~本当に走れるのかよ~?”

    と、直人に声をかけてましたが・・・聞き入れる様子もなく!

     

    じゃ~なんとかするか~?で、こっちは工具を取りに車に走り・・・その間に周回を重ねるように指示をしたんです。

     

    サイド、コースアウトさせて・・・

    まわりの皆さんが、手分けをして協力してくれて・・・・修理。

     

    コースに再び戻りました。

    しかし、そんな状態でしたからね~

    そのあとの走りも・・・正直、流しているのがやっと?・・・だったように感じました。

     

    気力だけで、走ってたんじゃ~ないでしょうかね~? 

    見てるこっちも辛かったです。

     

    なんとか復帰し、まわりのパパ達のおかげて、完走することができましたが・・・

     

    27台中・・・・・24位。

     

    本当に厳しい結果です。

     

    戻ってきて・・・早々に体の様子を調べると・・・驚く程、体中に擦過傷。

    特に右肩から背中・肋骨にかけての痛みを訴えていましたが・・・骨が折れてるようにも見えませんでした。

    打撲もひどい状態で、直人の右腕は痛みで、も~完璧に動きません。

     

    体中を冷やして・・・

     

    本人が落ち着くのを待ちました・・・・