2017年12月12日(火曜日)
待ちに待っていた、直人の車椅子。
やっと納車になりました~
遅れた理由は、直人のこだわりが詰まっている仕様だからです。
ベースは、OXエンジニアリング様のカタログにも乗っているLXシリーズという、OXさんの商品の中でも、もっとも軽さを追求した商品で・・・
1つ1つのパーツも、細部にまで軽量化のために細かく手を入れ、こだわった仕様のオーダーが可能です。
なおかつ細かく、素材の変更も相談にのってくれます。
一般的なオーダー系の車椅子は、購入後でも、ポジショニングに関して、細かいところまでセッティングが可能で、使用条件に合わせたり・・・乗り味を優先したりと!OXさんのプロフィッター(OX KANTO 戸田さん)が、メチャメチャ動いて仕上げてくれます。
http://www.ox-kanto.com/
直人の車椅子は、ちょっと別で!
細部まで、細かく直人の寸法を調べます。
さまざまな車椅子を乗って、動かす直人のくせも考慮して、各パーツの位置を出していきます。
その理由は、無駄な物を1つでも減らして、ジャストフィットさせることで、各部のさまざまな調整用パーツの取り付けを減らし、軽量化を図るためです。
また、プレート&ボード関連は、すべてドライカーボンを使用してます。
ホイールAssyも、最新型のフルドライカーボンで、見た目にも綺麗ですね~
これだけで、本当に車椅子がかっこよく見えるようになりますよ~
ちょっと話がそれちゃうんですがね~
この本丸・OXーENGINEERRINGさんの石井社長は、おいらの時代では、とても有名な方で、YAMAHAのRZのチャンバー・・・石井チャンバーの生みの親!
俺から言わせてただけたら・・・2ストバイクの神様です。
これまた!OX KANTOさんには・・・
車椅子でも、現役のカートドライバーがいるんですよ~
http://www.ox-kanto.com/handkart_info.pdf
直人のような、肢が使えない状態でも、楽しめるように改造が施されているカートのレーサーが多数あり、体験走行から~本格的な練習まで、できるんだそうです。
直人も怪我をしてからの、入院中に・・・別件で、この特殊カートを現在所有している、現役のプロドライバーの方を紹介するから、乗ってみないか?と話が進んでいたんです。
かなり本人も興味があるサーキットスポーツ・・・
現在でも、国内でのトップレベルのロードレーサー系のお友達や先輩方を、色々と知っていることもあり・・・
自分で、どこまで走らせることができるのか?でも、やってみたい・・・ようです。
ま~現実的には、経済的な問題になりますけど・・・
いろんな経験をして、今後の自分の道を探す意味では、実に良い事と考えてます。
今の人脈や、偶然の積み重ねで知り合う方々・・・
直人の人生って、そのような方々に助けられての・・・今があると感じていますので、本当にカートやサーキットでのレースも、本当にただの夢じゃ~終わらないこともあるか?って思います。
さ~車椅子の話に戻しますが・・・
こんな小さなタイヤでも、本当に驚きの工夫が、さまざまなされています。
このタイヤへも、直人のこだわりが詰まっているんですよね~
一般的なタイヤより、かなり太いタイヤをお願いしたんです。
その分、重くなりますので・・・
追加の超~軽量仕様のパーツを選択。
肉ぬき具合は・・・まさに芸術品ですね~カッコい~~~~~~
おまけにこのタイヤには、ダンパーが内蔵されている・・・優れもの!
このダンパー1つで、乗り味がメチャメチャ良くなったんだそうです。
また、ホイールにも!キャンデーレットのアルマイトをかけていただきました~
外側のプレートも、当然ですが・・・ドライカーボンです。
フレームの色も、直人の希望を反映したカラーにしてもらいました~
黄色いタイヤに関しては・・・
全体がダーク系なので、夜の移動が親的に心配で・・・
直人と相談して、イエローカラーのタイヤを付けてもらいました~
お尻の深さや、背もたれの深さなどなど・・・
調整できるところもあります。
無事に!いつまで綺麗な状態で使ってくれるのでしょうか?
普通に、階段とかも2~3段ぐらいだったら、降りてしまう直人ですから・・・
いつ壊すか不安ですよ~?