キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

直人のフルオーダーの新車が納車!

2017-12-12 15:02:09 | ケガ・事故・病気

2017年12月12日(火曜日)

 

待ちに待っていた、直人の車椅子。

 

やっと納車になりました~

遅れた理由は、直人のこだわりが詰まっている仕様だからです。

ベースは、OXエンジニアリング様のカタログにも乗っているLXシリーズという、OXさんの商品の中でも、もっとも軽さを追求した商品で・・・

1つ1つのパーツも、細部にまで軽量化のために細かく手を入れ、こだわった仕様のオーダーが可能です。

なおかつ細かく、素材の変更も相談にのってくれます。

 

一般的なオーダー系の車椅子は、購入後でも、ポジショニングに関して、細かいところまでセッティングが可能で、使用条件に合わせたり・・・乗り味を優先したりと!OXさんのプロフィッター(OX KANTO 戸田さん)が、メチャメチャ動いて仕上げてくれます。

 

http://www.ox-kanto.com/

 

直人の車椅子は、ちょっと別で!

細部まで、細かく直人の寸法を調べます。

さまざまな車椅子を乗って、動かす直人のくせも考慮して、各パーツの位置を出していきます。

その理由は、無駄な物を1つでも減らして、ジャストフィットさせることで、各部のさまざまな調整用パーツの取り付けを減らし、軽量化を図るためです。

また、プレート&ボード関連は、すべてドライカーボンを使用してます。

 

ホイールAssyも、最新型のフルドライカーボンで、見た目にも綺麗ですね~

これだけで、本当に車椅子がかっこよく見えるようになりますよ~

 

ちょっと話がそれちゃうんですがね~

この本丸・OXーENGINEERRINGさんの石井社長は、おいらの時代では、とても有名な方で、YAMAHAのRZのチャンバー・・・石井チャンバーの生みの親!

俺から言わせてただけたら・・・2ストバイクの神様です。

 

これまた!OX KANTOさんには・・・

車椅子でも、現役のカートドライバーがいるんですよ~

 

http://www.ox-kanto.com/handkart_info.pdf

 

直人のような、肢が使えない状態でも、楽しめるように改造が施されているカートのレーサーが多数あり、体験走行から~本格的な練習まで、できるんだそうです。

 

直人も怪我をしてからの、入院中に・・・別件で、この特殊カートを現在所有している、現役のプロドライバーの方を紹介するから、乗ってみないか?と話が進んでいたんです。

 

かなり本人も興味があるサーキットスポーツ・・・

現在でも、国内でのトップレベルのロードレーサー系のお友達や先輩方を、色々と知っていることもあり・・・

 

自分で、どこまで走らせることができるのか?でも、やってみたい・・・ようです。

ま~現実的には、経済的な問題になりますけど・・・

 

いろんな経験をして、今後の自分の道を探す意味では、実に良い事と考えてます。

 

今の人脈や、偶然の積み重ねで知り合う方々・・・

直人の人生って、そのような方々に助けられての・・・今があると感じていますので、本当にカートやサーキットでのレースも、本当にただの夢じゃ~終わらないこともあるか?って思います。

 

さ~車椅子の話に戻しますが・・・

こんな小さなタイヤでも、本当に驚きの工夫が、さまざまなされています。

このタイヤへも、直人のこだわりが詰まっているんですよね~

 

一般的なタイヤより、かなり太いタイヤをお願いしたんです。

その分、重くなりますので・・・

追加の超~軽量仕様のパーツを選択。

肉ぬき具合は・・・まさに芸術品ですね~カッコい~~~~~~

おまけにこのタイヤには、ダンパーが内蔵されている・・・優れもの!

 

このダンパー1つで、乗り味がメチャメチャ良くなったんだそうです。

また、ホイールにも!キャンデーレットのアルマイトをかけていただきました~

外側のプレートも、当然ですが・・・ドライカーボンです。

 

フレームの色も、直人の希望を反映したカラーにしてもらいました~

 

黄色いタイヤに関しては・・・

全体がダーク系なので、夜の移動が親的に心配で・・・

直人と相談して、イエローカラーのタイヤを付けてもらいました~

 

お尻の深さや、背もたれの深さなどなど・・・

調整できるところもあります。

 

無事に!いつまで綺麗な状態で使ってくれるのでしょうか?

 

普通に、階段とかも2~3段ぐらいだったら、降りてしまう直人ですから・・・

いつ壊すか不安ですよ~?