2018年5月11日(金曜日)
昨日ですが、主治医&脳神経外科医からの説明がありました。
手術の日程は15日(火曜日)午後~夕方までの予定で手術室を抑えたとのこと。
まず、造影剤を背中(お尻)から入れて、軟膜内の髄液の流れ具合(頭の方に向かって)確認すると、残念ですが怪我をして傷ついていると思われるエリアで髄液がほとんど流れていないことを確認しましたと言われました。
そのつまっている部分のスムーズな流れが無いことが原因で、軟膜内のくも膜のどこかで髄液漏れもあり? 脊髄神経の内部に髄液が進入して、空洞症を進行させてると考えているそうです。
すでに症状として、右手にシビレ・痛みなどなど、現れている状況からそのまま放置していると次に、握力の低下・最悪は自力呼吸や命の危険が予想される進行性の脊髄空洞症との診断だそうです。
今後の手術の内容として・・・
救命救急(整形外科)チームが先に、胸椎除圧・自科骨移植をします。
まず、脳神経外科チームが、進めやすくするために、現在入っているプレート&ボルトを最初に外すかも?
空洞症で軟膜全体が太くなっている(空洞症によりふくらんだ部分)の髄液の流れを良くするように、スペースを作るためにも脊髄の背中側にある骨(右の画像の中心に丸く映ってる脊髄神経の下に見えるYの形をした骨(椎弓)を切り出して外します。
この画像は、現在直人の怪我をして最初の手術で骨(椎弓)を外した部分です。
脊髄の後ろに空洞を作ることで、脊髄神経への圧迫を取り除く目的で行われた処置です。
その外した骨を、今度は加工して・・・
脊髄神経の前にある胸椎の左右のすきまに移植します。
そ~することで、外しちゃった部分の強度を補強することで補うわけです。
3ヶ月後? 半年後? ・・・今はまだ未定ですが、この後の骨の強度回復を確認できたら、画像にも映っているプレート&ボルトを外すことを目標にしています。
その意味でも、骨の強度を上げるのは、絶対に必要な問題なんです。
スペースを広くすることで、万が一にも対応する意味でも、大切な植骨と感じました。
次に・・・
脳神経外科チームに変わり、空洞症ーくも膜短路術(SSシャント)
ざっくりと説明すると・・・
シリコン製で長さ5センチぐらいの細いチューブを、軟膜&くも膜を切開して、さらに脊髄神経も小さく切開し、脊髄神経内に進入させて固定。
くも膜下膣にそのチューブで逃がすことで、行場の無くなった髄液の処理? 対策?
それで、新たに通路を作ることで、詰まり気味で悪さをしているところの流れを修復させ空洞症の進行を止めるのが目的です。
一番の注意は、感染症!
また、入れたチューブがちゃんと活躍してくれるか?
まれに、軟膜内に流れているタンパク質って言たてたかな? が、チューブにつまり仕事をしなくなるケースもあるようで、そうなると当然ですが再手術!
他にも脊髄神経への処置なので・・・た~~くさんの危険があるとの説明でした。
けど・・・・
お約束の医療裁判対策ですね~
埼玉医大の実力は、わかっているので・・・本人も家族も、全面的な信頼でお願いしてます。
術後の経過観察&検査確認などなど、最低でも2週間。
主治医の希望では、念のため4週ぐらい様子を見てから退院の方が安心かな~? でした。
頑張って、この難所を超えて・・・
笑顔で、家に帰りたいです。