2018年5月16日(水曜日)
昨日の15日、12:40~直人の手術がはじまりました。
事前の説明では、手術自体は順調に進めば3時間ぐらいとのことでした。
11時ごろ、病院に行くと直人が”髪洗って~?”
術後どのぐらいで、お風呂に入いれるのか?で、せめて髪の毛だけでも、ギリギリで洗っておけば?と考えたようです。
初めての手術じゃ~ありませんけど、正直言って・・・
骨折の手術とは、内容が違いますからね~精神的には、不安でいっぱいの部分もありましたね~こと時は・・・
時間がくると・・・
じゃ~松本君、手術室に行こうか~・・・と、担当看護士さん
車椅子から、ベッドに移動して・・・
いつものようにニコニコしながら、看護士さんと会話!そのまま入っていきました~
ま~予定通りにいけば、4時前後には終わるかな~?
家の用事を済ませた嫁が、後から川越駅に来ることになっていたので・・・病院のオペ控室から一時退室。
なんだかんだと話していて・・・
あっという間に3時半を過ぎ、そろそろ終わるのかな~?な~んて言ってたんですが・・・
5時を過ぎ・・・・
6時を過ぎ・・・・・・・
6時半ごろ・・・・・・・・・・・脳神経外科の先生が来られて・・・
チューブ(シャント)は、うまく入ったとの報告を聞きました。
脊柱管内の髄液ですが、くも膜を切った瞬間にかなり外に出たようで、内圧が高かったことが伺える・・・
空洞症が進行している部分の軟膜全体がふくらんでいたのですが、髄液が外に出たことでふくらみが無くなり、ほぼ通常の太さにもどったのではないか?
予定以上に、時間がかかった原因として・・・
想っていた以上に、損傷部分の癒着がひどく・・・
その処理に、かなりの時間を使ったとの説明でした。
今は救命救急チームに、バトンを渡して・・・
骨の移植作業の仕上げをしてますので、もう少しお待ちください・・・・・
でした~
で・・・・さらに待つこと8時半・・・・・
看護士さんが来られて、今終わったようですので・・・
迎えに行ってきますね~
当初の3時間が・・・
終わってみれば約8時間・・・・
こっちも・・・
遅くなればなるほど、いや~な事ばかりが、頭の中を駆け巡るし、変な脂汗をかなりかきましたね~
そこは怪我と、合併症の違いでしょう~
本当に、精神的にもきつかったですが・・・
嫁”あの時の事を考えると、そこまでじゃ~なかったよ!”
病室に戻った直人の顔を見た早々に、主治医の先生が病室に現れて・・・・
カンファレンスルームに・・・
予定以上に、手術時間がかかったことで、ご心配をおかけしましたが、無事に終わりました~
かなり先生も、お疲れの様子でした。
脳外科の先生が、先に言っていたよう癒着がかなりひどかったことで、髄液の流れに悪い影響を与えていたとの説明。
これが空洞症の原因だった!とは、この場で断言できませんが、かなり濃厚かと?
脳外科チームは、すべての作業に顕微鏡を使っての作業で・・・
その機材が大きいことで、こちらの作業をする際に、その顕微鏡機材一式を動かして・・・
さらに、私たちが使うレントゲン機材と入れ替えて・・・
これまた、おおきな機材なので・・・
そのレントゲンの映像を見ながら、作業してたことで、機材&機械をそのたびに動かさないといけなかったことも、予定外に時間を使った原因です・・・だ!そうです。
術前の説明より・・・
椎弓と脊髄神経とのすきまも、髄液が外に出たことで、元の感覚に近い状態になった部分に関しては、後々の事を考えて骨の移植をしませんでした。
ここはどうしてもって~部分が1ヵ所ありましたので、そこだけ骨を切りましたが・・・
ちょっと予定より大きく切ったので、移植と同時にボルトを追加しての固定術に切り変えました。
時間がかかってしまったことで、感染症のリスクも増えることになる?
そのことを考えながら、こちらもこまめに手袋の交換など・・・注意して進めましたが、絶対は!ないので、この後も注意して経過観察をします。
後はチューブから、ちゃんと外に髄液が流れ出ているか?
そのチューブが、詰まることがないか?
再発の恐れも、ゼロじゃ~ありませんからね~
今後は、こまめにMRI検査を続けて、早期発見!ですね~
色々とお疲れのところ、先生にご説明いただき・・・とりあえず、ホッとしました~
直人の病室に戻ると・・・
”ね~テレビ付けて~~イヤホンは・・・?”
全身麻酔が、まだ部分的に残ってガラガラかすれた声で・・・
写真を撮ろうとした私に向かって・・・疲れた笑顔!
数日は、背中も痛いでしょうが・・・
よく頑張りました。
気が付けば、病院の消灯時間も過ぎての帰宅と!なりました~
これ以上の進行が、これで止まることを祈ります。