キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

レース仕様のチェアスキーに初挑戦

2019-03-20 15:50:18 | チェアスキー・sit-ski

2019年3月20日(水曜日)

 ​

11回目の練習になります。

場所は、菅平高原パインビークです。

スキー場の方から聞いたのですが、3月いっぱいまでとの事。

まずは、直人の体にベストな位置を探します?

 ​

シートの位置や足の位置を、色々と変えながら滑っては?直人の意見を聞いて・・・
後ろから、見てくれている桃佳ちゃんパパの意見を参考にして・・・

位置の変更を、繰り返しながらの練習が続きます。

そうそう・・・

今までの長野モデルと、このトリノモデル(レース仕様)チェアとの、大きな違いとして・・・

長野モデルは、レバーでシートを持ち上げると、一番上にシートがきた時点でロックされる機能が付いていて、リフトに乗る際には、上げてしまえばね〜そのままリフトの椅子の上にチェアシートがで!上昇とともに、しっかり座る仕組みなのです。
降りる際も、リフトの椅子が下がり、そのまま押し出されるようにゲレンデに出てから、レバーを戻せばシートが下がり、準備Okって~なります。

なかなかビギナーさんには、うれしい仕組みになってますが!

今回のチェアは、先に書いているように・・・本番用レース仕様ですからね〜
無駄な機能が、一切、付いていないという当たり前の仕様です!


むしろ、補強するところは強化しながらも、軽量化のためのぜい肉カットもすごいです!
ってなことで!
レバーで、シートは上にあがりますが、上にあげるためのアシストダンパーも無く、ロック機能もありません・・・
リフトの椅子が、後ろから来ている際に、後部を確認しながら椅子の手前で、アウトリガーで全開踏ん張って、フレームからシート(上半身を一気に持ち上げる)を上げながら、リフトの椅子にチェアシートで座るというよりも!リフトの椅子の上に落とす?に近い感じに見えます。

 ​

また、リフトを降りる際も同様で・・・!
上にチェアシートを自力で持ち上げるようにしながら、リフトの椅子より斜めに飛び出す?って〜感じのイメージで降りるんです。


言葉で説明が、難しい部分かな〜?

よ〜は、メチャメチャ経験者の皆様でも、油断すると怪我はもちろんですが・・・
リフトを、止めてしまったりすることになります!

直人も何度もの挑戦の中で、乗り損なって転倒して・・・そのままリフトが後頭部直撃!
ヘルメットかぶっていて、良かったね〜・・・な〜んてこともありました!

リフトの乗り降りだけでも、当分、介助の方が一緒に横へ座っていただかないと危険です。
これも、腹筋が利かないことでバランスが難しく、苦労する部分なのは間違えありませんね〜

 ​

何度も何度も、繰り返しながら・・・

 ​

実は・・・

この日も、いろんなトラブルがありまして・・・

 ​

何度か練習の途中で、パーツの交換等の作業を、せざるを得ない状況がありました~

 ​

そんなこともありながらも、今までの練習としては・・・

本数を、滑ることのできた練習だったと感じますね~

 ​

トラブル内容は、後程・・・・!

メチャメチャ、充実した練習で!
あっという間に4時となりました〜

チャレンジ&エラーの繰り返しで、まだまだ根本的なエッジを利かしたターンが、上達していないのですが・・・

 ​

かなり、前進したと感じました。


1ランク上のチェアスキー(パラリンピック仕様)

2019-03-18 15:47:08 | チェアスキー・sit-ski

2019年3月18日(月曜日)

 ​

1月からスタートした、チェアスキーへの挑戦ですが・・・

 ​

第1号車として!

お借りしていたフレームは、長野モデルというシリーズで、チェアスキーとしての基本モデルといった位置づけです。

 ​

これで基本的なことを、しっかりとマスターして、徐々に競技としてのテクニックを学ぶことになります。

 ​

が・・・・

 ​

体の障害度合いによっては、あう?あわない?が、あるようで・・・

関係者の方々でも、意見が分かれる事のようですが?

 ​

今の直人レベルじゃ~何に乗っても変わらないよ~とは、考えられなくってね~

バイクで比べれば、乗り方によりあうメーカー・あわないメーカーって話は、よく出ますよね~

直人のような腹筋が利かない方と、腹筋が使える方では、滑っている際に使う筋肉も違うしバランスの取り方も変わりますし、体重をスキーにかける動き自体にも違いがあると感じると、障害状態によって仕様として!あうチェアスキーって~考え方もありませんかね~?

 ​

まだまだ、詳しいことはわかりませんが・・・

 ​

そんな話をしていたら、関係者の方から送られてきました~

こちらのフレームは、トリノモデルというタイプが、ベースのようです。

 ​

長野モデルを、進化させた仕様と言えばい~のでしょうか?

 ​

基本仕様+各部のフレーム補強や、シート位置&ステップ位置の変更幅が多くできるようになっています。

 ​

また、オリジナルでしょうか?KYBのサスペンションも違うようですね~?

 ​

競技仕様モデルとなります。

ま~バイクで言えば・・・本番車って~とこです!

 ​

一緒の送られてきたシートは残念ですが、直人のサイズにはあわないようだったので、今までのシートを取り付けました~

 ​

週末、このチェアスキーをゲレンデに持ち込んで・・・

滑らせます。

 ​

その成果は・・・続くって~ことで!


ホールド感を重視?

2019-03-14 15:44:31 | チェアスキー・sit-ski

2019年3月14日(木曜日)

 ​

直人の体を、しっかりホールドさせるための現在の仕様が、この右の写真です。

何度も説明してますが!

100円ショップで購入した、ちよっとやわらかめのまな板に、ソフトケース!

胸全体をシートと一体化できるかな~?で、使っています。

 ​

ご覧のように、マジックテープで固定するベルトの太さが・・・

やや細くって、胸の部分が前にたおれてしまうことから、このような仕様にしていました。

 ​

で・・・・

昨日、関係者の方から送っていただいた、太いベルト仕様!

 ​

じゃ~~~ん!

 ​

ぜんぜん違いますよね~

 ​

見た目通り?

見た目以上・・・

 ​

直人の使用感は、おどろく違いのようです。

 ​

腕の動きにも、影響がない程度の高さで・・・

むしろ、シート全体がしなってしまうぐらいで!

胸はまったく前に、たおれこまない様子です。

 ​

まだまだ直人のレベルじゃ~ね~!道具に、こだわるレベルじゃ~ないのかもしれませんが?

 ​

されど!道具の重要性は、モトクロスの世界でも経験済みですから・・・

1つ・1つを、このように合わせていくことが、ステップとしても重要と感じます。

 ​

色々と、チェアスキー経験者の皆さんが、直人の事を考えてくれればこそ・・・

このように、道具や用品もね~充実してくるんだと思います。

 ​

そんな皆さんに囲まれて、これからも続けるチェアスキーの楽しさを、伝えられればと感じますが・・・・

 ​

その前に・・・

今の状態からのステップアップ!

本当に、どうにかしたいです・・・よ~!


チェアスキーって障害度合いでハンディーがある?

2019-03-13 15:42:38 | チェアスキー・sit-ski

2019年3月13日(水曜日)

チェアスキー競技での、身体的なハンディーは人それぞれ・・・

現役の日本人選手の中には、直人と同レベル(腹筋に力が入らない)の傷害ハンディーを持っている人がいません。

世界を見ると・・・

前回のピョンチャンでは、直人と同レベルの選手が、沢山活躍しているんですよ~

テレビでも、説明されてましたけど・・・

障害が重い方が、有利な競技とも言えるので、チャンスは必ずあると思っています。

腹筋の使える人、使えない人では、あきらかに滑っているフォームに違いがあります。

また、チェアフレームの違い(メーカさん)も、かなり関係あると感じますけど、ポジショニングは本当に重要で・・・

今、夏目さんから教えていただいた情報で!

直人と、同じ障害レベルの海外選手の動画を、何度も繰り返して観ては・・・

直人の練習や、シートポジションに活かせないか?と、研究しています。

いろんなことを試してみたい?・・・

練習時間を、もっと増やしたいですよ~本音は!

しかし直人自身も、練習中の転倒から、体を起こす際の体力消耗がなかなか激しいようで・・・

上半身の強化も、課題と感じます。

せめてシーズン中は、モトクロスの時のように、土曜・日曜・祝日の練習ができれば?

も~少し、レベルを早く上げられるんじゃ~?

 ​

現実は、宿泊の費用等もありますから、無理ですからね~

ま~今は、動画を観てはイメトレ中心で!

1回、集中練習・・・


仲間と一緒にスキー・・・考え深い

2019-03-12 15:37:26 | チェアスキー・sit-ski

2019年3月12日(火曜日)

 ​

やっとレポートが、追い付いてきました。

 ​

10回目の練習は、9日の土曜日ですが、菅平高原パインビークスキー場です。

 ​

今回の練習は、FFFファミリー現役ライダー3名が、一緒に参加してくれました~

 ​

なかなか、こ~ゆ~機会もありませんのでね~

こんな時に、直人の進み具合を、お見せできれば?な~んて、思います。

 ​

日曜日の、天気予報が悪かったので、土曜日に練習となったのですが・・・

ま~好天気。

みんな顔が日焼けで、まっかっか!

直人が、チェアスキーを始めなかったら・・・

こんな時期に、このようなメンバーが!一緒にスキー場なんてね~絶対にありえませんからね~

 ​

こんな写真を見ていると、また親父としては、考え深いものを感じます。

 ​

で・・・

直人の練習ですが?

 ​

滑る際に、胸に当てている100円ショップ購入のまな板!

これを横にして使っていたのですが、直人の意見で縦にして使ってみる。

このまな板では、素材が柔らかすぎて・・・・意味がない!と、なりました。

 ​

何度目かの滑走後、夏目さんより・・・

 ​

”足のステップ位置を、1つ上にあげましょう・・・それと、ももの部分が浮いてしまうから、足を上げた分、ももの下側のシート部分だけを、上にあげられますか~?”

 ​

姿勢として、体育座りを想像してください!

今の体育座りより、ひざを胸にもっと近づけるような姿勢に、位置を変えることで・・・

上半身を、前に出にくくし・・・

頭のブレを抑えるとともに、全体の安定性を上げられれば?

もっとリヤ加重になって、ターンでのエッジの入りも変わるのでは?・・・でした。

 ​

早々に、車に戻り・・・

夏目さんに、アドバイスしてもらった仕様に変更です。

必要なロングボルト・カラーなどなど・・・

いろんな種類をケースに入れて、予備として車に準備しています。

 ​

仕様変更して、リフトに乗せます。

今度は、直人が・・・

 ​

”なんかさ~下からのこつこつ感が強くなったように感じるんだけど・・・?”

 ​

乗り辛い感じ?

 ​

”ん~?もどりが強いのかな~?サス自体が硬いの?”

 ​

どうやら、ポジションが変わったことで・・・

ターン自体へのアプローとしては、入りやすくなったようですが・・・

入りだしてからの、動きが気になるようです?

 ​

話が変わりますが、そもそも・・・

こんなことを言っちゃ~ですけどね~

 ​

このチェアスキーに付いているKYBサスですが、なかなか古い品物でして・・・

バイクのように、まめにオーバーホールしているようなこともなく・・・で!最初から、動きが渋かったんです。

そこで!

KYBさんに電話をして、オーバーホールをしたいので、基本の仕様を教えてほしい・・・

ところが!

販売元が、ニッシンさんのために、仕様等の情報は、こちらから教えられませんので、ニッシンさんの方へ、問合せしてください・・・と、断られました。

 ​

そこでニッシンさんに、チェアスキーに詳しい方を?で、電話すると・・・

折り返し電話をいただけることになりました。

3日後、連絡をいただき・・・

”ど~ゆ~内容ですか?”

から説明して・・・

”KYBさんの方が、詳しいのに・・・・?”と、苦笑いしている様子でした。

この話は、1ヶ月近く前のこと・・・

結局、今現在にいたり・・・

サスの基本仕様情報が、わからないって~~~恐ろしい状況なんです!

正直、バイクの世界じゃ~ありえませんよね~~~?

 ​

各メーカーの対応には、がっかりしています。

 ​

わかりますか~~~~~~?

 ​

チェアスキーを始めてから、ず~~~っと自分で、手探りでサスのい~ところを、探しているんです。

ガスの仕様変など、自分でできませんからね~

ブリッツシュネルの田村さんに、ご協力いただきながら進めているんです。

 ​

 ​

話を戻しますが・・・

内圧をはかる道具を、持っていないので・・・

指先で、ガスを抜き・・・!

こんなもんかな~~?

 ​

サイド、直人に滑ってもらいます。

 ​

しかし、右のターンがスムースになりませんね~

全体的に、ターンの際にまわり過ぎてしまいます。

エッジが効いてない?って~言えばい~のでしょうか?

困りましたよ~

確実に、つまづいてます・・・

 ​

ここがポイントですね~

今の問題を克服すると、一気に前進できるのでは?と、感じます。

 ​

この日は、これ以上の成果も無く・・・

残念ですが、答えを見つけることができませんでした。

 ​

奥が深いな~チェアスキー・・・・

 ​

でも、絶対にあきらめません。