花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

怖ろしい着付師の世界 その2

2008-04-05 11:25:38 | 仕事
先週、卒業式の着付け無事に終了しました。
しかしながら・・・やはり怖ろしい世界です。この業界
(怖ろしい着付師の世界 その1は昨年の日記にて・・・)

今回は、大学の立地が相模原という事もあり、最終電車で池袋の本校に集合、出発は3時、到着は5時、そして開始が7時という怖ろしいスケジューリング

着付師の数は全部で50名ほどで、私の所属する着付教室以外の方もいらっしゃいましたが。それに対するお客様数・・なんと500名
部屋は山積みされたレンタル着物の箱に囲まれ緊張感ヒシヒシ

そして、またまた責任者の態度が横柄
事前の指示が異常に細かく「エリの出は1センチ」「衣紋は抜かない」「袴の結び方は指定のやり方以外は認めず」・・・等々。
着付け終わると、出口にその責任者が仁王立ちしていて、一人一人の着付けをチェック。十分きれいな着付けに対しても、嫌味チクリチクリ・・・
そんなに威張らなくてもいいのにね。

ピーク時は着付ける場所も1メートル四方。何度か酸素不足で思考能力停止しそうになりましたが・・・
学生さん達がみな可愛くて「朝から大変ですね」なんて優しい言葉と笑顔で救われました

幸い心配していた指紋が無くなる事はありませんでしたが、腱鞘炎と手の平のヒリヒリと寝不足による倦怠感はは数日続きました
まさに肉体労働のこの業界、高齢化がちょっぴり心配。

話し変わって、七五三予約会も無事終了。いくつか反省点はあったものの、来場されたお客様はほとんど予約をされて行かれて十分成果はありました
(写真は予約会風景です)

そして、おとといは今年度最初の七五三撮影でした。お日柄もよく桜満開の中での撮影はとっても爽やか
秋の混雑した神社での撮影よりお勧めですね。

来週は3日連続撮影。しかしながらウィルスにやられちびっこ発熱
天気予報雨のマーク
どうなる、撮影。テルテル坊主でもつるすかな。
コメント
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