花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

夏着物を楽しむ♪

2009-06-16 22:44:42 | 仕事
いよいよ梅雨に突入
毎日お天気、不安定ですねー
お写真は保育園のお迎え仲間のおばあちゃまから頂いたショウブの花
しばらくしたら、つぼみが全部開いてすごいゴージャスになりました

さて、来月からはいよいよ夏着物シーズンです
着物といえば、10月~5月までは袷(裏地がついている)、6・9月は単(裏地無し)、そして7-8月は夏着物と季節できっちり着る物が分かれています

夏着物となると、肌着、長襦袢、着物、帯、帯揚げ、帯締めまでもがぜーんぶ夏物。冬用の小物は使えず、夏用に一式全て揃え直さなければいけない贅沢品です

でも、日本人の他人に対する心配りがとても感じられるお着物です。
涼しく見えるように着物自体が透けていたり、色も爽やか、帯締めもメッシュ仕立て、柄は秋をモチーフにした物が多く、清涼感を表現しています

以前、京都で青いお着物に白い帯、そして日傘の奥様をお見かけした事がありましたが、とても涼しげで素敵でした

よく「夏着物は暑いですか?」と質問されますが、答えは「YES
長袖、ロングスカート()を2枚も重ねているから(肌着も入れると3枚)暑いわけです

浴衣の方が、少しは涼しいですけれどあくまでカジュアル。
お出かけにはやっぱりお着物が素敵。

温暖化で年々、気温が上昇している日本の夏ではありますが、お祭りや朝顔市やほうずき市・・・素敵なイベントがたくさんのこの時期に是非夏着物にトライしてみて欲しいですね。

ただ・・・着付けるときはエアコンガンガンつけて汗をかかないように注意しましょう(エコのご時世に申し訳ありません)
コメント
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