今年も残り3週間となりました
夏休み以降は一気に七五三シーズンに突入し、毎年秋の記憶が殆どありません
仕事がずーっと続き、気が付けば年末・・という感じです。
今年の着付けシーズンはようやくピークを過ぎ、箱根駅伝でいえば最終10区に入った感じ
ところが少し落ち着いて油断したのか、胃腸炎になってしまいました。
外出先で気持ち悪くなってまったので、公共の場で吐かないようにハラハラしながらの帰宅
10年以上ぶりの嘔吐はかなりキツかったです
なんとか回復してきたので、残り1区しっかり完走します
さてさて、インスタをやっていると、ちょいちょいお見かけする「Threads」(Xのように利用者がつぶやく場所?)
私はやっていませんが、興味のある分野の投稿が出てくると、ついつい読んでしまう事があります。
その中で気になった内容をお見掛けしました
細かい内容は忘れてしまいましたが・・・
3才の七五三でお嬢様が嫌がり、髪をむしり取り、着物も着れず散々だった
他の方のSNSの可愛い七五三写真を見て落ち込む日々
思い出すだけでも悲しい
というような内容だったような・・・
お母様が可愛い我が子の七五三を楽しみにしていたお気持ち、痛いほど伝わってきますね。
スタジオや出張先で今まで何千人とお子様を着付けてきたので、わかりすぎる位わかるその状況
投稿者さんと同じように、お着物を着ることができなかったお子様をたくさん見てきました
同じような経験をされたご家族様にはホントお伝えしたい
嫌がるお子様はホントたくさんいますから
特にイヤイヤ期の3才さんはとっても難しいんです
最後の最後までイヤイヤを通して、着付けもヘアも何も受け入れないケース
前日まで楽しみにしていたのに、当日急に嫌がるケース(お母様が「昨日まであんなに楽しみにしていたのに・・・」と驚く)
撮影中にジェットコースターのようにご機嫌~大泣きと想定外のアップダウンするケース
お支度はさせてくれて泣くこともしないけれど、撮影では一切笑わないケース
などなど・・・
もちろん上手にニコニコ笑顔で楽しんでくれるお子様もいますが・・・
3才さんに限っての感覚でいえば
ニコニコちゃん 3割
ドキドキちゃん 3割
イヤイヤちゃん 3割
ずっとニコニコ笑顔で七五三を撮れるお子様はそう多くありません。
投稿者さんが見た他のお子様の可愛い笑顔のインスタ写真も、もしかしたら何十枚あるうちの数枚かもしれません
他の場面で嫌がったり泣いたりしている可能性もたくさんあるはずです
SNSはどうしてもキラキラ部分の切り取りなので、うらやましく感じがちですが、そうでもない事をお伝えしたいですね。
SNSリア充キラキラ女子が実際は全然違っていたなんて話と同じです
まずは、原点に戻って一度七五三について考えてみたいと思います。
七五三はお着物を着て、撮影して、神社でご祈祷して、皆でお食事して・・・という流れがスタンダードにはなっていますが、それは商業的な部分も多く含まれています。
本来の意味は
「お子さまの健やかな成長を祝い、祈願する」
それだけです
七五三のルーツは平安時代(大河ドラマ「光る君」の時代)
その頃は、医療も発達しておらず、お子様の多くが早く亡くなってしまう時代です。
節目の年齢に神様に感謝し、お祝いした事が七五三の始まりだといわれています。
親は子どもが無事に育つことを喜び、ただただ健やかに育ってほしいと願っていたのだと思います。
なので、イヤイヤができる位元気なお子様に成長したことは本当は素晴らしいことなんです
決して、嫌がるお子様を責めたり、叱ったりしないで欲しいですね
とは言っては、もちろんキラキラ写真を残して、楽しい七五三にしたかったお気持ちはお察しいたします。
アドバイスとしては・・・
1年後にまた再チャレンジ
イヤイヤ期や時期が早かった可能性もあります。
お子様はどんどん成長していきます。半年後、1年後には別人のように理解してくれるようになるかもしれません。
「プリンセス」「お化粧」「可愛い物」に興味が出てくるころが七五三にぴったりの時期です。
お子様によっては、全く興味がない場合もありますが、年齢があがると我慢できるようにもなってきますね。
過去に7才のお子様の七五三でいらしたお母様が
「3才の時はとても嫌がって大変だったんです 7才になるとこんなに落ち着くんですね」
とおっしゃられていた事が何回かありました。
他人に任せる
お支度は他人に任せる。
親がやるとどうしても甘えが出てしまいます
小さなお子様でも意外と空気を読むので、他人だと割とスムーズにお支度が進むケースもありますね。
ただ、着付け師さん、ヘアメイクさんは魔法使いではないので、絶対ではありませんが・・・
あくまで1つの案になります。
期待しない
お子様は周りの雰囲気に敏感です。
親御さんが期待すればするほど、逆に緊張して嫌がってしまう事もあるようです。
何としてでも理想の七五三をという憧れは持たず、お子様が楽しんでくれればよいかな・・・
着物を着てくれればラッキー
位の気持ちで臨むとよいと思います。
お子様にもそれぞれ個性があるので、思い通りにならない事がほとんどです。
私自身も、お子様の気持ちに寄り添いながら、楽しい七五三の思い出を作れるようにしたいと日々悩み、奮闘しております
先日、出張先の駅のトイレで見かけた面白ポスター
トイレも子育ても前を向かなきゃですね
花*小紋のインスタグラムは → こちら
素敵なお着物姿がいっぱいです
夏休み以降は一気に七五三シーズンに突入し、毎年秋の記憶が殆どありません
仕事がずーっと続き、気が付けば年末・・という感じです。
今年の着付けシーズンはようやくピークを過ぎ、箱根駅伝でいえば最終10区に入った感じ
ところが少し落ち着いて油断したのか、胃腸炎になってしまいました。
外出先で気持ち悪くなってまったので、公共の場で吐かないようにハラハラしながらの帰宅
10年以上ぶりの嘔吐はかなりキツかったです
なんとか回復してきたので、残り1区しっかり完走します
さてさて、インスタをやっていると、ちょいちょいお見かけする「Threads」(Xのように利用者がつぶやく場所?)
私はやっていませんが、興味のある分野の投稿が出てくると、ついつい読んでしまう事があります。
その中で気になった内容をお見掛けしました
細かい内容は忘れてしまいましたが・・・
3才の七五三でお嬢様が嫌がり、髪をむしり取り、着物も着れず散々だった
他の方のSNSの可愛い七五三写真を見て落ち込む日々
思い出すだけでも悲しい
というような内容だったような・・・
お母様が可愛い我が子の七五三を楽しみにしていたお気持ち、痛いほど伝わってきますね。
スタジオや出張先で今まで何千人とお子様を着付けてきたので、わかりすぎる位わかるその状況
投稿者さんと同じように、お着物を着ることができなかったお子様をたくさん見てきました
同じような経験をされたご家族様にはホントお伝えしたい
嫌がるお子様はホントたくさんいますから
特にイヤイヤ期の3才さんはとっても難しいんです
最後の最後までイヤイヤを通して、着付けもヘアも何も受け入れないケース
前日まで楽しみにしていたのに、当日急に嫌がるケース(お母様が「昨日まであんなに楽しみにしていたのに・・・」と驚く)
撮影中にジェットコースターのようにご機嫌~大泣きと想定外のアップダウンするケース
お支度はさせてくれて泣くこともしないけれど、撮影では一切笑わないケース
などなど・・・
もちろん上手にニコニコ笑顔で楽しんでくれるお子様もいますが・・・
3才さんに限っての感覚でいえば
ニコニコちゃん 3割
ドキドキちゃん 3割
イヤイヤちゃん 3割
ずっとニコニコ笑顔で七五三を撮れるお子様はそう多くありません。
投稿者さんが見た他のお子様の可愛い笑顔のインスタ写真も、もしかしたら何十枚あるうちの数枚かもしれません
他の場面で嫌がったり泣いたりしている可能性もたくさんあるはずです
SNSはどうしてもキラキラ部分の切り取りなので、うらやましく感じがちですが、そうでもない事をお伝えしたいですね。
SNSリア充キラキラ女子が実際は全然違っていたなんて話と同じです
まずは、原点に戻って一度七五三について考えてみたいと思います。
七五三はお着物を着て、撮影して、神社でご祈祷して、皆でお食事して・・・という流れがスタンダードにはなっていますが、それは商業的な部分も多く含まれています。
本来の意味は
「お子さまの健やかな成長を祝い、祈願する」
それだけです
七五三のルーツは平安時代(大河ドラマ「光る君」の時代)
その頃は、医療も発達しておらず、お子様の多くが早く亡くなってしまう時代です。
節目の年齢に神様に感謝し、お祝いした事が七五三の始まりだといわれています。
親は子どもが無事に育つことを喜び、ただただ健やかに育ってほしいと願っていたのだと思います。
なので、イヤイヤができる位元気なお子様に成長したことは本当は素晴らしいことなんです
決して、嫌がるお子様を責めたり、叱ったりしないで欲しいですね
とは言っては、もちろんキラキラ写真を残して、楽しい七五三にしたかったお気持ちはお察しいたします。
アドバイスとしては・・・
1年後にまた再チャレンジ
イヤイヤ期や時期が早かった可能性もあります。
お子様はどんどん成長していきます。半年後、1年後には別人のように理解してくれるようになるかもしれません。
「プリンセス」「お化粧」「可愛い物」に興味が出てくるころが七五三にぴったりの時期です。
お子様によっては、全く興味がない場合もありますが、年齢があがると我慢できるようにもなってきますね。
過去に7才のお子様の七五三でいらしたお母様が
「3才の時はとても嫌がって大変だったんです 7才になるとこんなに落ち着くんですね」
とおっしゃられていた事が何回かありました。
他人に任せる
お支度は他人に任せる。
親がやるとどうしても甘えが出てしまいます
小さなお子様でも意外と空気を読むので、他人だと割とスムーズにお支度が進むケースもありますね。
ただ、着付け師さん、ヘアメイクさんは魔法使いではないので、絶対ではありませんが・・・
あくまで1つの案になります。
期待しない
お子様は周りの雰囲気に敏感です。
親御さんが期待すればするほど、逆に緊張して嫌がってしまう事もあるようです。
何としてでも理想の七五三をという憧れは持たず、お子様が楽しんでくれればよいかな・・・
着物を着てくれればラッキー
位の気持ちで臨むとよいと思います。
お子様にもそれぞれ個性があるので、思い通りにならない事がほとんどです。
私自身も、お子様の気持ちに寄り添いながら、楽しい七五三の思い出を作れるようにしたいと日々悩み、奮闘しております
先日、出張先の駅のトイレで見かけた面白ポスター
トイレも子育ても前を向かなきゃですね
花*小紋のインスタグラムは → こちら
素敵なお着物姿がいっぱいです