オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

牧場に馬が増えました。

2022年05月28日 16時37分40秒 | 日記

今日は朝ごはんの後、また寝床に入ってしまい、起きたのは10時ごろで2度寝ができました。若い時と比べて睡眠の質は低下していて、朝の4時ごろにトイレに行ってからは、再び寝られない日が多くて、今朝も早朝に目が覚めてしまったのですが、7時に朝ごはんを食べてからまた寝られて良かったです。昨日は1年半ぶりに前の職場でアルバイトをして、多くの人と話して脳が刺激され、精神的に程よく疲れていたのが良い睡眠につながったのだと思います。

さて今日も牧場の見回りの時に、前に泥で野ウサギの巣穴を塞いだ所に再び穴が開けられていました。やはり泥で巣穴を塞いだだけでは、効果があまりないようです。近所の人に「ガソリンを染み込ませたボロ切れを巣穴の奥深くに入れてから穴を塞ぐといいよ」とアドバイスを貰ったので、昨日、一昨日と試してみたのですが、それも上手くいかなかったようです。次回はネットで見つけた、くくり罠という、ワイヤーの罠を自作して巣穴に仕掛けてみようと思います。

どうして野ウサギを目の敵にするのか不思議に思われるかもしれません。それは野ウサギの巣が牧場にあると、人様から預かっている馬が足を入れて怪我をすることがあるからです。この牧場に20年近く住んでいて、今まで野ウサギの巣で馬が足を入れて怪我をしたことはありませんが、リスクを減らす為にも、巣穴をなくそうと思います。

午後からは一時間半程、近所を散歩。この辺りは田舎で、、大抵の家では牛か、馬、山羊、羊などを牧場で飼っています。草を食べる草食動物を飼わないと、草ボーボーになり、いずれは木も生えてきて森にもどってしまいます。そうなると眺めも悪くなるし、夏には森林火災の危険も増えます。散歩の途中には牧場の他、ゴルフ場や新興住宅地を通ります。僕の住んでいるこの辺りの牧場もいずれは住宅地になってしまうかも知れません。因みに、我が家の牧場を含めた敷地面積は6.5エーカー(約2.5ヘクタール)のホビーファームと言われる、趣味の牧場です。

下の写真は預かっている馬たちです。近くに住んでいる馬のオーナー2人が毎日、餌をやったり、馬の防寒コートを掛けに来ます。日本で馬のオーナーというと、かなりのお金持ちの趣味というイメージですが、こちらでは、平均的な年収があれば、乗馬用の馬のオーナーになることは可能です。例えば我が家で預かっている馬達のオーナー2人の内の一人は20代前半の女性で、名前はシェイレンさん。仕事も普通のOLです。彼女は週末に近くの乗馬クラブで乗ったり、この牧場の周りの未舗装の道を馬に乗って散歩したりしています。以前シェイレンさんに、馬の費用は全部でいくらくらい使っているのか聞いたところ、毎月払ってくれる、この牧場使用料の他に餌代、獣医代、蹄の爪切り代などを入れて、一年に全部で6千豪ドル(約50万円)ほどかかると言っていました。多分、彼女は年収の1割近くをペットの馬達に使っているのだと思います。もう一人のオーナーは60代の女性。馬のオーナーの友達が今年亡くなったので、その友達の馬を引き取ったそうです。乗馬はしませんが、ペットとしてこの牧場に預けてくれています。

今日は馬がもう一頭とひと月だけの約束で頼まれたポニーが一頭増えて、全部で預かっている馬は6頭になりました。


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