オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

日本のエンゲル係数

2025年02月28日 21時02分24秒 | 日曜大工

今朝は涼しい天気の予報でしたから、朝ご飯の後で、1時間ほど散歩してきました。

家に戻ってから、今日も息子の大学まで運転練習に付き合って、、、帰る途中にダンデノン市場に寄って、豚肉のロース2キロと牛肉のミンチ2キロ、それにスイカを買いました。

お肉は1キロ当たり12ドル(1200円)くらい、スイカは1キロ89セント(89円)で、1玉5ドル50セント(550円)でした。

ダンデノン市場のお肉屋さんでは、下の写真の様に、解体途中の羊や豚が天井から吊り下がっていて、、、日本から来たばかりの旅行者は怖いかもしれません。

そして、豚の頭もこの通り、7ドルで売っていました。時々、ラップで包まれてない時は、目玉がこちらを睨んでいたりします。

オーストラリアに住んでいる人は、こんな光景には慣れていますから別に何とも思わないのですが、、、もし日本でこんな肉屋がオープンしたら、、、ニュースになりそうというか、、、直ぐに市民団体から苦情の電話があり、、、びっくりした子供が泣きだし、、、警察に通報され、、、直ぐにお店がなくなりそうですが、どうでしょうか。

 

昨今問題となっている日本の食料品価格と比べると、こちらダンデノン市場の肉や果物などの生鮮食料品の値段はかなり安いですよね。今朝のヤフーニュースの記事でも、アメリカで買える日本のお米が日本より安いという、不思議な現象がニュースになっていましたが、、、日本の生鮮食品や米の価格は日本人の平均収入に比べて異常に高いと思います。

先月、日本に行った時に気付いたことなのですが、、、僕が日本にいた30年くらい前は、冬のミカンは10キロ、15キロ単位で段ボールに入れて売られたいましたが、、、こちらのスーパーでは段ボールに入ったミカンを見かけませんでした。母にその事を尋ねると、ミカンは高いから、段ボールでは売られなくなったとのこと。たったの5つか6つお皿に入れて売られていて、それでも700円もしました。ミカンが一個100円もするなんて、、、リンゴもサンふじが、2個で700円くらいでしたから、、、こちらでは考えられません。

収入に対して食料品の割合が高いということは、、、エンゲル係数が高いということですから、、、つまり日本人は生活が苦しくなっているということです。もしや、と思ってネットでググってみると、、、

2024年の日本のエンゲル係数は、2人以上の世帯で28.3%でした。これは1981年以来の43年ぶりの高水準です。

 

この様に、先進国の中でも日本は貧しい国になりつつあるようです。

支出に占める食料品の割合が3割近くもあるなんて、、、どう考えても異常ですよね。

さて、昼食の後は、昼寝をしたり、ダラダラとユーチューブを見たりしていましたが、、、夕方になって土木作業を開始しました。

実は、今年の1月、日本に行く前に飼っていた鶏が息を引き取ったので、妻に鶏を埋葬する庭に穴を掘ってくれ、と言われました。

運悪く、掘っていた所に、丁度、インターネットを送る光ファイバーを守る外側のパイプ(白く見える水道管のようなもの)があって、、、そのパイプを破損してしまいました。

幸いにも光ファイバーは無事だったのですが、、、今回、この破損したパイプを接着ボンドで補強して、雨水にも耐えられる様にしようと思って掘り返しました。

明日は掃除機でパイプに入った泥を吸い取って、濡れ雑巾でパイプの外側を綺麗にして、、、太さが似ている灌漑用のホースを巻き付けて、接着ボンドで水が染み込んだりしない様に接着しようと思います。

もし、パイプに泥水が染み込んで光ファイバーに不都合が起こるとインターネットが使えなくなってしまい、、、1000ドル(10万円)くらい、或いはそれ以上の修理費用を請求されそうですから、、、明日は何としても、パイプを密閉して、故障が起こらない様にしようと思います。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。


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