時は冬の真っ只中と言うのに暖かい温室の中では実生から10年近くが経過するサンゴアブラギリ(ヤトロファ)の花が咲いている。
いやぁ・・・
寒い季節だけに燃えるような赤い花を見ると何かしら心に温かさを感じますね。
そして、その一つの株で咲いていた終わりかけた花に目を向けると・・・・・ ん!?
小さいながらも子房が膨らんでいるじゃないですかぁ。
このサンゴアブラギリは花が上向きに咲いて自然に受粉するのが難しいはずだし、ここは温室なので花粉が飛散するような風も吹かない。
おまけに蜜を求める虫もいない温室で、どうやって受粉を終えたのだろう?
でもぉ、そんなことを考えたって仕方がないこと。
だって、これから種を結ぼうとする小さな実があるのは事実なのだから、この小さな実を今は静かに見守ろう。