最終的に4ランナーを手放す展開となった。理由はエンジンのオーバーホールにかかる時間と予算が読めない故に先行きが不透明であった為である。結局今年の春からこの秋の始まりまで不動のままであった。最後はメカニックに、正しい決断だと思う!と慰められた。4ランナーはメカニックにあげた。近い将来は使用可能な部品が外され他の4ランナーを維持する為に活用されたら嬉しいと思っている。ブルーのロクマルは錆の侵食によるラダーフレームの分断、そして4ランナーはエンジンがいかれた。古い車はもうこりごりだと思うのが普通なのであろうが、残念な事に近年の車に全く興味が湧かないという困った性格なのである。ランクルと4ランナーは同じトヨタでも質の異なる車両であり比べようが無い。FJ60は趣味性の高い車両になったが、4ランナーは手頃な実用者であり通勤に買い物に使い勝手がよかった。可能ならば直して使おうと最後まで思いを込めていた。4ランナーが僕の手から離れていったのは時の定め、過去を振り返る事無く前進あるのみ。次に廻ってくるのは何であろうか?車やトラックとは限らない、それはオートバイかも知れない。最近ボロい自転車が僕のところに廻ってきた。2台のオフローダーを与えたのに管理出来なかったという理由で、これからは自転車でやってみろという大きな意思からの施しなのかも知れないと考えているところだ。