仕事の用事でニューヨークからマサチューセッツ州のボストンまでの日帰り旅行を行った。片道5時間程の距離ではあるが、ボストン郊外では長い渋滞にはまり帰路では6時間以上の時間を費やした。路上で十時間以上の時間を費やした訳だが運転中の一番の愉しみとは路上を走っているイカした車を目撃する事に尽きる。最近は新型ディフェンダーやフォードブロンコ等の新車の四駆を目にする機会も増え様々な角度からの観察も出来る。しかし、気持ちが求めているのは、心臓の鼓動が高まりテンションが騰がるようなクルマとの遭遇である。それは旧車であったり使い込まれたピックアップトラックであったりする。
路上で車を停めてGPSで地図を確認していると前方からブルーの綺麗なFJ62が僕の横を通り過ぎていった。路上で60系を目撃するのは久し振りである。昨年60系を目撃したのは2回程であったかなぁ?仕事を終えて帰って来て思い出に残った事とは、ボストンの方がニューヨークより北に位置するので秋の紅葉が進んでいた事、そして、特定の車を目撃したその心像である。そういったイカした車を目撃するのは意識して探している時よりも全く心中に意識がない時の方がその機会は多い。観る者に元気を与えてくれるクルマの存在っていうのは有り難い存在だと思う。ボストン、ニューヨーク間にはイカしたクルマがまだまだ沢山存在しており僕の目に触れる機会を待っているのだ。