天気の良い休日になると倉庫に眠る大事な旧車や珍車を道に出してちょっしたドライブを楽しむ人々がちらほら出てくる。今週はメモリアルデイの3連休という事もあって街には車が少ない。皆何処に行ったのか?
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街をクルーズするダッジチャージャー。しばらく後ろにくっついてから追い越すがドライバーのおっさんかなり緊張して運転していたぞ!車の調子が悪くて今にも止まりそうなのか?それとも他人からの視線か?
マッスルカーを愛するアメリカ人は多い。
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雑誌の一つの記事に140台のクラッシックカーコレクションを持つ人のコラムがあった、クラッシックカー旧車を買う時の話だが参考程度に要点をあげると。車をエンジン、ボディ、内装の三つのカテゴリーに分ける、その内の2つがダメだとお金を失うだろう! アメリカ人はレストア目的で旧車を買う、ヨーロッパ人は保存目的で! 2種類のコレクターがいる、旧車に乗って楽しむタイプとそうでないタイプ、トゥルーコレクターは乗って楽しむ、それでいて価値があがったらそれはボーナスですな、ははははー! ...140台の旧車をどうやって乗ってたのしむんですか?と突っ込みを入れたくなるが、好きで車を集めていたらいつの間にか140台になっちゃったのでしょう。
乗って楽しむという事は実は奥がかなり深い、実は難しい事?
他人から観ると憧れの車に乗っている人を見ると羨ましく思うかも知れない。街を歩いて紺色のスーツに地味なネクタイをしたサラリーマンの群集の中で自分が良しとする選択で一人だけ真っ白なスーツに1960年代のルックスだとやはり視線を感じる、するとリラックス出来ない、緊張しちゃて疲れたりする傾向にある?クラッシックカーにおいても共通の感覚がある。
しかし...
例えばニューヨークでは高級車が多い、ベンツやBMW、ローバーやベントレーなども誰も振り向かない、何処にでも走っているからだ。だからニューヨークで高級車を運転しても緊張する事はまずない、リラックス出来る環境が出来ている。
同じようにクラッシックカーを運転していて緊張しない場所があるのだろうか?
ある、カリフォルニアである。ここはそれらを抱擁する空気が存在する。
そういった空気に吸い寄せられるように旧車愛好家はカリフォル二アを目指す、そこには不思議な事に古い車を運転しても緊張しない空気が流れている旧車の楽園なのだ。
と、勝手に思ったりしました。
でもオリジナルなマッスルカーが隣を走っていて振り向くと厚化粧のおばあちゃんだったりする、おばあちゃんも真剣に前を睨んで緊張していた?乗って楽しむ事は奥が深いが見て楽しむ事も奥が深いですな。