FOUR WHEELER ネットワークの一つである、4WHEEL DRIVE & SPORT UTILITY MAGAZINE が2014年の10月号をもって終了する。この最後のマガジンはこの7月の終わりに既に店頭に並び、Collector's Edition のサブタイトルを付けている。
4 Wheel Drive and Sport Utility Magazine
最後の4WHEEL DRIVE 誌の表紙を飾ったのはユタ州のモアブの赤岩を走破する赤いランドクルーザー40のクローラーであった。
廃刊の理由は利益の減少にある。と編集長のAli Mansour は語っている。そもそもFOUR WHEELER ネットワークはアメリカの4x4の情報を総括しており、FOUR WHEELER, MUD LIFE, JP MAGAZINE, OFF-ROAD, PETERSN'S 4WHEEL, などの4x4雑誌を傘下に収めているので、雑誌の数が多ければそれだけ話題が重複する傾向にある事もあった。よって4WHEEL DRIVE誌の廃刊は鳥の目から観ると整理整頓、ビジネスの再編成の為の決断という感覚である。廃刊になってしまって残念だと落胆する次元ではない事を感じているが、それでも創刊から(1984年~)30年間に渡って今日まで多くの層の読者達に支持されてきた事は事実である。30年間継続したものに終止符を打つ事は、運営(経営)の決断であったと思う。企業でも30年間という継続のターム(期間)は事業の完結を示し、よくやった!という気持ちで拍手を送りたい。
もう一つの廃刊の理由として、印刷物の終焉ではないか?という意見もある様子。
確かに世はネット社会である事は否定できない。しかし、ここに来てはっきりとしているのは印刷物は印刷物として今後も残るという事である。はっきりとそう言えるのは使ってみての事。ネットの情報と印刷物の情報は質が異なります。印刷物が主(メイン)でネットが副(サブ)であると感じているので、今後も本当に興味のある人は必ず印刷物を手元に置くことでしょう。
4WHEEEL DRIVE誌 の廃刊は4x4の衰退ではなくて、
次なるステージへの出発です。
なぜ、そう言い切れるかって?
それは、今年(2014年)のジープラングラーの販売台数を観てるからです。(笑)