最終日の走行スケジュールはキツイ。テネシー州のナッシュビルの郊外Goodlettsville という町からニューヨークの見える自宅まで900マイル(1450キロ)もある。平均時速60マイルで走り続けても15時間はかかる...。
もう一日あれば...と思うのだが、
旅を締めくくる意味でも最後は自分に難題を課す、これも定めか?
眠くなったら運転交代を約束して、我が家にしては珍しく朝の6時に出発。
(いつもなんだかんだで9時前に出る事はない...)
テネシーの森林地帯を走り出す。
40号線を北東に向かって、数時間走ると、
なんか空の色が重いぞーっ、来るかな?(雨)
来ました。
かなり強い雨、サンダーストームです。
今は朝の9時過ぎです。
車中では皆良く寝ていますが...。
砂漠の埃も、西部の未練もこの大雨ですっかり流れてしまいそうです。
旅行を通して、最初で最後の大雨、
最初で最後の早起き、
天気と景気は西からといいますが、西から流れて東に向かう雨雲の下を平行して走行している事になります。
午後になっても嵐は止む気配がありません、スピードも出せません。
そろそろ運転交代を...、大奥殿
ダメ、雨の日は怖い!がんばって!
と、言われてガムを差し出してくる。
目覚ましに、豚の皮を揚げたスナックを買って食べてみる、2.3個口にしたらもういいや...という味だ。
...過酷な一日になりそうだな、なっているぞ、既に!
しかたなく、豚の皮をちびちび口にしながら。
...
嵐の中、嵐を聞き(聞かされ)ながら、とうとう自宅に着いた。
8月7日0時50分着
19時間もかかったのか...。
目がちかちかする、ヘロヘロです。
子供達は車の中で良く寝たみたいでイキイキしている。
御陰様で無事に帰って来れました。
さぁー、寝よ!
箱一杯に溜まった郵便物を見てなぜか嬉しくなった?
...
ありがとう!ハチマル