そのうち書こうと思いつつ、いまだに書けずにいる左利きの記事についての第二弾!
これもまた、少し間が空いてしまいましたが。
右利き左打ちのゴルファー、ミケルソン選手二度目のマスターズ優勝に見る、ゴルフは非利き側打ちがいい?!
ゴルフは逆サイドで打つほうがいいのかもしれない、というお話。
左利きの人にそういうアドヴァイスをする人がいるそうです。それを真に受けて、実際に右で始める左利きの人もいるといいます。
私はそれは詭弁だろうと思っていたのですが、ミケルソン選手の最近の活躍ぶりを見ていると、どうもそうではないのかもしれません…?!
*
左利きの初心者に右利きの経験者がするアドヴァイスのひとつに、ゴルフは利き側とは反対の側で打つのがいい、というものがあるそうです。
引っぱる腕が利き腕のほうが強くスイングできるので、ショットがよくなる、とか。左右のバランスがよくなるとか。左利きの岡本綾子も右で打っているとか…。
もしこれが本当なら、もっと左打ちの人が増えているはず。
なにしろ右利きの人のほうが断然多いのですから。
ところが、実際にはどうかというと…。
このような詭弁を真に受けて、右打ちで始める人も少なくない。
確かにゴルフの場合は道具の問題もあり、右打ちをする左利きの人がいるのも、ある意味ではしかたないかもしれません。
もちろん、それで好結果が出せれば、何もいうことはないのです。
左利きといっても、右利きとは違って、人によりその性質にはかなりの違いがあります。
私のようなバリバリの強度の左利きもいれば、限りなく右利きに近い人や両刀使いのような人もいます。
しかし、野球のように一塁ベースが近いので左打席が有利、というような明確な差がゴルフではないと思われるのに、これはどういうことでしょうか。
それともゴルフ場は右打ちに有利な設計になっているのでしょうか。
必ずしもそうとはいえないような気がするのですが…。
*
ところがところが、現実にこのところのミケルソン選手の活躍を見ると、案外この逆サイドで打つという方法は効果的なのかもしれません。
なにしろ、昨年のマスターズからメジャー五試合中四試合でタイガー・ウッズと優勝を分け合っているというのですから。
4月9日、第70回マスターズ・トーナメントで二年ぶり二度目の優勝。メジャーは昨年の全米プロ選手権から2連勝で通算3勝目。
片山晋呉選手も時にラウンドの途中で左打ちの素振りをする、ということです。
こうすると身体の偏りをほぐし、バランスがよくなるとか。
話によると高校時代から左手を使う練習もしていたということです。
(同大会、片山晋呉選手は自己最高の27位だった。)
でも、それでも、どうもこの話は…。
どうなんでしょうか。
私はゴルフをやったことがないのでなんともいえません。
しかし、右利きの方で、好スコアが出せないでお悩みの方は、一度左打ちされてみるのもよいかもしれません。
ものは試し、といいます。
(画像は、ミケルソン選手のマスターズ優勝を伝える産経新聞のスポーツ面の記事)
※NIKKEI GOLF GUIDE 日経ゴルフガイドより
ミケルソンの略歴
フィル・ミケルソン(米国)ゴルフの強豪アリゾナ州立大出。90年の全米アマを制し、翌年はアマチュアで米ツアー優勝。92年プロ転向。メジャーのタイトルと無縁だったが一昨年、マスターズで悲願達成。右利きだが、1歳6カ月でクラブを握ったゴルフだけは左打ち。右打ちの父親を目に映るまままねて逆になった。ツアー通算29勝。カリフォルニア州サンディエゴ出身。188センチ、86キロ。35歳。(共同)
※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「ゴルフは非利き側打ちがいい?!」を転載して、テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。
これもまた、少し間が空いてしまいましたが。
右利き左打ちのゴルファー、ミケルソン選手二度目のマスターズ優勝に見る、ゴルフは非利き側打ちがいい?!
ゴルフは逆サイドで打つほうがいいのかもしれない、というお話。
左利きの人にそういうアドヴァイスをする人がいるそうです。それを真に受けて、実際に右で始める左利きの人もいるといいます。
私はそれは詭弁だろうと思っていたのですが、ミケルソン選手の最近の活躍ぶりを見ていると、どうもそうではないのかもしれません…?!
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左利きの初心者に右利きの経験者がするアドヴァイスのひとつに、ゴルフは利き側とは反対の側で打つのがいい、というものがあるそうです。
引っぱる腕が利き腕のほうが強くスイングできるので、ショットがよくなる、とか。左右のバランスがよくなるとか。左利きの岡本綾子も右で打っているとか…。
もしこれが本当なら、もっと左打ちの人が増えているはず。
なにしろ右利きの人のほうが断然多いのですから。
ところが、実際にはどうかというと…。
このような詭弁を真に受けて、右打ちで始める人も少なくない。
確かにゴルフの場合は道具の問題もあり、右打ちをする左利きの人がいるのも、ある意味ではしかたないかもしれません。
もちろん、それで好結果が出せれば、何もいうことはないのです。
左利きといっても、右利きとは違って、人によりその性質にはかなりの違いがあります。
私のようなバリバリの強度の左利きもいれば、限りなく右利きに近い人や両刀使いのような人もいます。
しかし、野球のように一塁ベースが近いので左打席が有利、というような明確な差がゴルフではないと思われるのに、これはどういうことでしょうか。
それともゴルフ場は右打ちに有利な設計になっているのでしょうか。
必ずしもそうとはいえないような気がするのですが…。
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ところがところが、現実にこのところのミケルソン選手の活躍を見ると、案外この逆サイドで打つという方法は効果的なのかもしれません。
なにしろ、昨年のマスターズからメジャー五試合中四試合でタイガー・ウッズと優勝を分け合っているというのですから。
4月9日、第70回マスターズ・トーナメントで二年ぶり二度目の優勝。メジャーは昨年の全米プロ選手権から2連勝で通算3勝目。
片山晋呉選手も時にラウンドの途中で左打ちの素振りをする、ということです。
こうすると身体の偏りをほぐし、バランスがよくなるとか。
話によると高校時代から左手を使う練習もしていたということです。
(同大会、片山晋呉選手は自己最高の27位だった。)
でも、それでも、どうもこの話は…。
どうなんでしょうか。
私はゴルフをやったことがないのでなんともいえません。
しかし、右利きの方で、好スコアが出せないでお悩みの方は、一度左打ちされてみるのもよいかもしれません。
ものは試し、といいます。
(画像は、ミケルソン選手のマスターズ優勝を伝える産経新聞のスポーツ面の記事)
※NIKKEI GOLF GUIDE 日経ゴルフガイドより
ミケルソンの略歴
フィル・ミケルソン(米国)ゴルフの強豪アリゾナ州立大出。90年の全米アマを制し、翌年はアマチュアで米ツアー優勝。92年プロ転向。メジャーのタイトルと無縁だったが一昨年、マスターズで悲願達成。右利きだが、1歳6カ月でクラブを握ったゴルフだけは左打ち。右打ちの父親を目に映るまままねて逆になった。ツアー通算29勝。カリフォルニア州サンディエゴ出身。188センチ、86キロ。35歳。(共同)
