以前、<空想無印>の「Project01左利き」についての記事を書きました。
2012.4.4 Project01左利き~空想無印cuusoo muji商品化企画の試み
これがその後、本家?<無印良品>の<くらしの良品研究所>で、「ハートフル・左利き」という商品開発企画となりました。
その第一弾として、取り組んでいるのが「左利き」だと言うのです。
このプロジェクトのステップとして、
1・2012.6.27 左利きについてのアンケート「ステーショナリー編」(すでに受付終了)
2・2012.7.18 同「キッチン編」
3・アンケート結果報告
4・商品開発
―と進む予定のようです。
で、今回は、キッチン編のアンケートを実施中です。
2 左利きについてのアンケート(キッチン用品編)
そして今度は、キッチン編として、「缶切り」「ワインオープナー」「フライ返し」の三品についてのアンケートだそうです。
受付期間:2012年7月18日(水)~7月25日(水)午前10時
対象:MUJI.netメンバーの方左利きの方、身の回りに左利きの方がいらっしゃるという方
―とのこと。
多くの方の意見が集まるといいなと思います。
三品以外にも色々な使い手を選ぶキッチン用品があります。
右利き以外の人は利き手では使いづらいと感じる道具類―注ぎ口が片方だけのお玉や鍋、バターナイフなどです。
これらについての意見もぜひ届けていただきたいものです。
私個人の意見としましては―
キッチン用品は特に使い手を選ばない、家族や共同生活者全体で共有するものが多いと思いますので、左右性のない共用可能なものにする努力が必要ではないかと思います。
刃物のように、どうしても左右性が機能に大きく“左右”する性質を持つものでは、仕方がないでしょう。
しかし、それ以外のものでは、左右対称形に作ることで左右性をなくし、共用可能な商品作りを心掛けて欲しいものです。
たとえば「フライ返し」などは、右手用に偏ったそりをなくし左右対称形にするだけでも、使い勝手は多少落ちるかもしれませんが、共用可能になると思います。
あるいは、いっそ左右でワン・セットにするという方法もあります。
両手に持って使うという場面も考えられると思うのです。
で、各人の必要に応じて右手用・左手用を使い分ければいいのではないでしょうか。
もちろん、補充用としては、右手用左手用をそれぞれに用意するという手もあります。
・・・
<無印良品>のような性格の会社であれば、余計に単なる「左利き専用品」というより、誰もが使える左右共用可能な商品作りを目指して欲しいものです。
「誰もが(使おうとすれば使えないことはない、という程度の多少無理すれば)“使える”ユニバーサルデザイン」ではなく、本当の意味での「誰もが使いやすいユニバーサルデザイン」の商品を期待します。
非常に難しい条件ではありますが…。
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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「無印良品プロジェクト ハートフル・左利き」を転載したものです。
(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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2012.4.4 Project01左利き~空想無印cuusoo muji商品化企画の試み
これがその後、本家?<無印良品>の<くらしの良品研究所>で、「ハートフル・左利き」という商品開発企画となりました。
《年齢・性別を問わず誰もが使いやすい ユニバーサルデザインの観点から、商品開発を目指していきます。》
その第一弾として、取り組んでいるのが「左利き」だと言うのです。
《日々の生活で不便を強いられる立場にある方にとって、本当に魅力的な商品とは?/年齢・性別を問わず誰もが使いやすいユニバーサルデザインの観点から、商品開発を目指していきたい。その取り組みの1つとして、最初に見つめ直したことは「左利き」にまつわるモノ、こと。/左利きの方は、日々の生活の中で不便を強いられることも多く、また、左利きの方を考慮した商品はほとんど見かけません。でも、無印良品で誰もが使いやすい商品の販売がはじまれば、きっとそう感じることも減っていくでしょう。/また、右利きの方にもこのアンケートを通して、ご自身をはじめ左利きのご家族やご友人にも安心して勧められる無印良品の新しいデザインのカタチに興味を持っていただければと思います。》
このプロジェクトのステップとして、
1・2012.6.27 左利きについてのアンケート「ステーショナリー編」(すでに受付終了)
2・2012.7.18 同「キッチン編」
3・アンケート結果報告
4・商品開発
―と進む予定のようです。
で、今回は、キッチン編のアンケートを実施中です。
2 左利きについてのアンケート(キッチン用品編)
《私たちは、今年の1月から外部サービス「空想無印」の中で「左利きプロジェクト」と題し、左利きにまつわるエピソードを募集し、そこでいただいたエピソードの中から30にものぼる商品アイデアが生まれることとなりました。/そして、その30の商品アイデアの中から、幅広い世代から特に需要が高かった「ステーショナリー」と「キッチン用品」にカテゴリーを絞り、先月の6月27日(水)に「ステーショナリー」に関する第1弾アンケートを実施しました。/「カッター」「定規」「はさみ」の3種類のステーショナリーについて3,396名の方にご回答をいただき、あらためて「左利き」への関心の高さを実感するとともに、本人が左利きの方はもちろん、左利きのご家族・ご友人のことを思いご回答いただいた右利きの方も少なくなかったことに、このプロジェクトへの意義をより深く感じることができました。》
そして今度は、キッチン編として、「缶切り」「ワインオープナー」「フライ返し」の三品についてのアンケートだそうです。
受付期間:2012年7月18日(水)~7月25日(水)午前10時
対象:MUJI.netメンバーの方左利きの方、身の回りに左利きの方がいらっしゃるという方
―とのこと。
多くの方の意見が集まるといいなと思います。
三品以外にも色々な使い手を選ぶキッチン用品があります。
右利き以外の人は利き手では使いづらいと感じる道具類―注ぎ口が片方だけのお玉や鍋、バターナイフなどです。
これらについての意見もぜひ届けていただきたいものです。
私個人の意見としましては―
キッチン用品は特に使い手を選ばない、家族や共同生活者全体で共有するものが多いと思いますので、左右性のない共用可能なものにする努力が必要ではないかと思います。
刃物のように、どうしても左右性が機能に大きく“左右”する性質を持つものでは、仕方がないでしょう。
しかし、それ以外のものでは、左右対称形に作ることで左右性をなくし、共用可能な商品作りを心掛けて欲しいものです。
たとえば「フライ返し」などは、右手用に偏ったそりをなくし左右対称形にするだけでも、使い勝手は多少落ちるかもしれませんが、共用可能になると思います。
あるいは、いっそ左右でワン・セットにするという方法もあります。
両手に持って使うという場面も考えられると思うのです。
で、各人の必要に応じて右手用・左手用を使い分ければいいのではないでしょうか。
もちろん、補充用としては、右手用左手用をそれぞれに用意するという手もあります。
・・・
<無印良品>のような性格の会社であれば、余計に単なる「左利き専用品」というより、誰もが使える左右共用可能な商品作りを目指して欲しいものです。
「誰もが(使おうとすれば使えないことはない、という程度の多少無理すれば)“使える”ユニバーサルデザイン」ではなく、本当の意味での「誰もが使いやすいユニバーサルデザイン」の商品を期待します。
非常に難しい条件ではありますが…。
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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「無印良品プロジェクト ハートフル・左利き」を転載したものです。
(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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